年賀状を手作り・ハンドメイドでアレンジ&デコレーションするアイデア8選!
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年賀状は、お世話になった方や普段なかなか会えない方にご挨拶できる貴重なコミュニケーションツール。送る相手のことを考えながら年賀状を作ったり、子どもと楽しく年賀状を作成したりする時間もひとつの思い出になります。
しかし、デザインや文言を考えたり、印刷したり、年賀状作りが大変という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、大人から子どもまで楽しめる手作りアレンジ年賀状や、動画QRシールを使った新しいタイプの年賀状など、年賀状作りのアイデアをまとめました。
手作りの年賀状を作成する際のポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
年賀状の魅力
最近ではメールやSNSで新年の挨拶を済ませる人も増えていますが、こんな時代だからこそ紙の年賀状は心に響きますよね。年賀状には、メールやSNSにはない温かみがあります。
年賀状を出す理由は人によってさまざまですが、年賀状の魅力はそれだけではありません。ここからは、年賀状の魅力をいくつかご紹介いたします。
連絡をとれていなかった人へのきっかけになる
昨今は新型コロナウイルスの影響もあり、思うように親戚や友人と会えていないという方も多いかもしれません。年賀状は、遠方に住む親戚や幼馴染、恩師など普段なかなか連絡を取っていない人とのコミュニケーションのきっかけになります。
ご無沙汰している相手から年賀状が届くと、返信を書いたり、年賀状をきっかけにやりとりが生まれたり、お互いの存在を感じることができます。
また、コロナ禍で帰省を控えるケースも多い中、代わりに家族写真付き年賀状を送る人も増えているようです。写真付き年賀状であれば、子どもの成長や家族の様子がわかるのも嬉しいですね。
普段連絡を取れていない人とのやりとりのきっかけに、年賀状を送ってみませんか。
年末行事として年賀状を作る楽しさがある
年末行事というと、皆さんは何を思い浮かべますか。大掃除、年越しそば、除夜の鐘などさまざまある中、年賀状作りも日本人にとって大事な年末行事です。
メールやSNSで年始のご挨拶を手軽に済ませてしまっては、年賀状作りの楽しさは味わえません。年賀状作りは時間も手間もかかりますが、送る相手のことやその年の出来事を考えるきっかけになります。
送る相手を思って一枚一枚丁寧にメッセージを込めることで、「今年はこんなことがあったなぁ」「この人とはこんなことをしたなぁ」など、思い出を遡りながら楽しく年賀状を作ることができます。
忙しい年末に取り組むのは少々大変かもしれませんが、年賀状作りも大事な年末行事のひとつなのです。
温かみを伝えることができる
SNSの普及によって、手紙のやりとりをすることがなくなった方も多いのではないでしょうか。特に親しい相手には、年賀状ではなくSNSで新年の挨拶を済ませてしまうという人も増えています。
SNSなら年賀状を作る手間や時間、コストをかけずに手軽に相手にメッセージを送ることができます。しかし、SNSでの新年の挨拶は便利な反面、年賀状のような温かみに欠けてしまいがちです。
年賀状は、遠くにいる家族や親戚、友人、ビジネス関係の方、幼馴染や恩師など、誰にでも送ることができるコミュニケーションツールです。
紙の年賀状には、その人らしいデザインや文面、手書きのメッセージなど人の温かみを伝えられるメリットがあります。ご無沙汰の相手から年賀状が届くと「最近どうしてるかな?」と、交流が再開するきっかけにもなります。
年賀状であれば、受け取った側はわざわざ自分のために時間を割いて書いてくれたと感じ、より親しい仲になれるかもしれません。さらに手書きのメッセージがあると、より送り主の気持ちや温かみが伝わります。
親しいから新年の挨拶をおざなりにするのではなく、親しい相手だからこそ、SNSではなく年賀状を送ってみませんか。
お年玉付年賀はがきは賞品が当たる可能性がある
毎年元旦に届くのを楽しみに待っている人も多い年賀状。中にはお年玉付年賀はがきの当選発表を楽しみにしている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
当選発表は毎年1月15日頃で、現金やふるさと小包、お年玉切手シートなどが当たります。過去にはパソコン、テレビ、洗濯機といった家電や旅行などの賞品が用意されていたことも。
新年の運試しとして当選番号の発表を楽しみにしている人も多くいます。ご無沙汰の相手に連絡を取るきっかけとしてもお年玉付年賀はがきはおすすめです。
年賀状はそれだけでももらって嬉しいものですが、お年玉付きの年賀状であればさらにワクワク感が増します。年に一度のお楽しみとして、ぜひ年賀状を送りましょう。
年賀状を手作りする際のポイント
年賀状を手作りしたいけれど、どのように進めたらよいのかわからない人も多いでしょう。ここでは、年賀状を手作りする際のポイントをいくつか紹介します。
年賀状の全体像をイメージする
作り始める前に、作りたい年賀状の全体像をイメージしてみましょう。どのような雰囲気の年賀状がよいか、自分だけではなく送る相手の好みもイメージしながら決めていくとよいでしょう。
手作りの年賀状は字体や装飾、カラーなど、こだわることのできる部分がたくさんあります。オリジナリティを出せる分、迷いが出てしまったり時間がかかってしまうことも多いでしょう。ひとつひとつにこだわり過ぎず、大きなテーマを決めてから細かい部分を決めていくのがおすすめです。
十分な余白を持たせる
年賀状を手作りする場合、自分のこだわりを詰め込みたくなってしまいがちです。シールやはんこなどの装飾が端から端まで入っていると、全体的に窮屈な印象を与えてしまうこともあるため注意しましょう。
年賀はがきの通信面には、十分な余白を持たせることが大切です。4辺にスペースを作ることで、すっきりと読みやすい年賀状に仕上がります。しかし、子どもと一緒に年賀状を作成する場合は、自由に作らせてあげたいと考える人も多いでしょう。あらかじめスペースを空けておきたい部分にマスキングテープを貼り付けておくなどの工夫をするのがおすすめです。
大きさや重さに気を付ける
通常はがきは第二種郵便物ですが、6グラムを超えると第一種郵便物に分類されます。第一種郵便物の既定内であれば、通常のはがきよりも多少大きかったり形が変わったものでも年賀状として出すことが可能です。しかし、規定外となると年賀状として出せなくなることに注意しましょう。
定形郵便物には、長辺23.5㎝・短辺12㎝・厚さは1㎝までというサイズ規定があります。このサイズを超える年賀はがきは、年賀状として出せません。厚みのあるシールを貼ったり、たくさんの装飾をして重さが出る場合もあるでしょう。不安な場合は、最寄りの郵便局窓口に事前に確認を行うのがベターです。
みんなで手作り年賀状を作ろう
せっかく年賀状を送るなら、オリジナリティあふれる手作りの年賀状を送ってみませんか。今回は大人から子どもまで楽しめる手作りアレンジ年賀状のアイデアをまとめました。
材料は文房具店や100円ショップ、インターネットなどで簡単に手に入るものばかりです。楽しみながら作れて、もらった相手も嬉しくなる手作り年賀状に、ぜひ挑戦してみてください。
子どもと一緒に作ろう!簡単&おしゃれな手作り年賀状アイデア4選
子どもと手作りする年賀状は、工作の延長で楽しみながら行えるのも醍醐味です。受け取った相手に子どもの成長も感じてもらえるでしょう。ここでは、子どもと一緒に簡単かつおしゃれな手作り年賀状が作成できるアイデアを紹介します。
1.マスキングテープを使ったオリジナリティあふれる年賀状
もともとは塗装作業などに用いられるマスキングテープですが、近年はさまざまなデザインの商品が販売され、装飾用テープとして人気を集めています。
バリエーションが豊富なので、単純に貼っていくだけでもカラフルでおしゃれな年賀状が作れますし、必要に応じて好みの形にカットすればレイアウトのパターンも無限大です。
マスキングテープや文房具店のほか、100円ショップなどでも販売されているので、お子さんと2人で好きな物を選んでみるのも楽しいでしょう。
2.写真をアレンジして作るデコレーション年賀状
家族写真や子供の写真を好きな大きさ・形に切り貼りして作る年賀状もおすすめです。写真を使うだけでも見応えのある年賀状になるのですが、さらにオリジナリティを出したい時はいろいろなグッズを使ってデコレーションしてみましょう。
前述のマスキングテープを使ってもよいですし、ほかにもレースやリボンを接着剤で貼り付けたり、シールを貼ってカラフルに仕上げたりするとワンランク上のおしゃれな年賀状に仕上がります。
写真の邪魔にならないよう配慮すれば、ペンで上からイラストを描き足すのもユニークで面白いでしょう。
3.ぱっと華やぐ美しい押し花年賀状
庭や公園などでつんできた草花を押し花にして年賀状のデザインに使うと、ぱっと華やぐ美しい年賀状を作れます。押し花は自宅で簡単に作れますが、年賀状に貼るのならはがき用の押し花キットを使用するのもおすすめです。
年賀はがきに押し花を飾ったら上から専用の和紙フィルムを載せ、アイロンをかければ完成です。
4.子どもの手形や足形のはんこで新年の挨拶と成長を伝える年賀状
コロナ禍で帰省を控えるなど、なかなか会えていない遠方の家族や親戚に、子どもの手形や足型のはんこを添えた年賀状はいかがですか。
子どもの手形や足形はそれだけでとってもかわいく、子どもの成長を伝える方法としても有効です。お子さんの足の大きさや手の大きさが年賀状に入るサイズであればなお良いですが、少しはみ出てしまってもご愛嬌。
インクの色も、複数色使うとカラフルで楽しい雰囲気が伝わります。小さいお子さんの場合は、手や足についても大丈夫なインクも市販されているので、赤ちゃんが寝ているときや機嫌がいいときに挑戦してみましょう。
子どもたちも普段行うことのない手形や足形のはんこを楽しみながら一緒に作れるのでおすすめですよ。
大人向け!ちょっと本格的な手作り年賀状のアイデア4選
今年は、手作りでちょっと本格的な年賀状を作成してみませんか。少しの工夫で初心者の方でも簡単に手作り年賀状を作成できます。ここでは、大人向けの手作り年賀状のアイデアを紹介します。
1.初心者でも大丈夫!消しゴムはんこ年賀状
消しゴムはんことは、名前のとおり、消しゴムに文字や絵を彫ってスタンプにした物です。
はんこというと木製やプラスチック製を思い浮かべる人が多いのですが、柔らかい消しゴムは普通の彫刻刀やカッターなどで簡単に加工できるため、初心者でも手軽にオリジナルのはんこを作れます。
使用する材料も一般的な消しゴムでOK、手描きまたはパソコンなどで作成したイラストをトレーシングペーパーに写し取ったら消しゴムに転写します。あとは写し取った図をカッターでなぞり、彫刻刀で彫っていけば消しゴムはんこの完成です。
少々手間はかかりますが、1度作ってしまえば繰り返し使えるのでコストパフォーマンスがよいところも魅力です。
2.カッター1本で作れるステンシル年賀状
彫刻刀を使うのが苦手な方は、カッター1本で作れるステンシル年賀状に挑戦してみましょう。ステンシルとは模様の部分を切り抜いた型紙に染料を刷り込む版画の技法のひとつで、絵の具で直接描いたものとはまた違った風合いを楽しめます。
最初に、はがき程度の厚紙にイラストをプリント(または手描き)し、カッターを使ってイラストの部分を切り抜いていきます。ステンシルシートができあがったら、年賀はがきに重ね、上からインクや絵の具を含ませたスポンジでぽんぽんと叩くようにして色づけしていきます。
単純なデザインなら1枚のシートで作れますが、ベースカラーに別の色を載せたい場合は切り抜きのパターンを変えたステンシルシートを2枚、3枚と用意するとより複雑で凝った年賀状を作成できます。
3.シンプルで大人な雰囲気が漂う和柄はんこ年賀状
手作り年賀状を作ってみようと思っても、自分の字に自信がなかったり、イラストが描けなかったりして諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが「はんこ」です。
和柄で落ち着いた印象のはんこを選べば、手作り感がありつつも大人な雰囲気の年賀状を作ることができます。和柄はんこと一言で言っても、市松模様や動物などモチーフはさまざまです。
スタンプの色を変えたり、押し方を工夫したりすることで、市販のはんこであっても個性を演出することが可能です。
はんこに加えて筆ペンで一言メッセージを添えるとさらにお正月の雰囲気や温かみが伝わります。最近はカラー筆ペンなど種類も豊富なので、素材選びも楽しんでみてくださいね。
4.動画QRシールであけましておめでとうムービー付き年賀状
より個性的な年賀状にしたいなら、他の人と差をつけることができる動画QRシールを使ったムービー付き年賀状はいかがでしょうか。ムービーをつけることで、1枚の年賀状では伝えきれない感謝の気持ちを音声付きでより鮮明に伝えることができます。
「あけましておめでとう」を動画で伝えたり、お子様のかわいい姿を撮ったお気に入りの動画を添えたり、なかなか会えない家族に向けたメッセージを動画にしてみたりと使い方はさまざまです。
しまうまプリントの「動画QRシール」なら、動画の編集ができなくても専用アプリの「簡単アップロード」機能で動画を手軽に残すことができます。年賀状のQRシールを読み込むだけで、いつでも動画を見返すことができるのも良いですね。
写真に動画を添えることで思い出がもっと鮮明になる「動画QRシール」については、こちらをご覧ください。
まとめ
今回は、大人から子どもまで楽しめる手作りアレンジ年賀状や、動画QRシールを使った新しいタイプの年賀状など、年賀状作りのアイデアを紹介しました。手作り年賀状は進め方に迷ってしまいがちですが、ポイントを押さえるだけでより簡単に作成できます。
昨今は人々の生活スタイルの変化やSNSの普及により、年賀状を書かないという方も増えました。しかし、普段あまり連絡を取っていない人や遠くにいる家族、知人、友人からもらう年賀状はいつになっても嬉しいものです。
年賀状には年始のご挨拶としてだけでなく、年賀状を作る楽しさや温かみなど、SNSでは味わえない多くの魅力があります。最近はSNSなどで済ませてしまうという方も、さまざまなアイテムを活用しながら、久々に年賀状を作成してみてはいかがでしょうか。
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よくあるご質問
オリジナリティを出せる年賀状のアイデアはありますか?
「マスキングテープで飾る」「写真をアレンジしてデコレーションする」といった、お手軽だけどオリジナリティがぐんと出るアレンジのほか、
ひと手間をかける「消しゴムはんこ」「押し花年賀状」もおすすめです。
子供と一緒に作れる簡単手作り年賀状はどんなものがありますか?
装飾用テープとして人気のマスキングテープを使った年賀状はいかがでしょうか。
バリエーションが豊富なので、単純に貼っていくだけでもカラフルでおしゃれな年賀状が作れます。また必要に応じて好みの形にカットすればレイアウトのパターンも無限大ですよ。