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年賀状じまいの方法とは?基本や伝え方のポイント、文例をご紹介

更新日:2022年10月3日

新年の挨拶として送る年賀状は、古くから続いている日本独自の習慣です。ここ数年、年賀状をやめることを宣言する「年賀状じまい」が、広まりつつあるのをご存知でしょうか。

お正月の習慣として続けてきた年賀状をやめるには、大きな勇気が必要です。相手に失礼にならないよう伝え方や書き方などの、守るべきマナーもあります。

この記事では、年賀状のやりとりを終える「年賀状じまい」の基本やメリット・デメリットについてご紹介します。気をつけたい注意点や文例もチェックしておきましょう。

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年賀状じまいの基本

年賀状はコミュニケーションツールのひとつですので、相手を思いやる気持ちを大切にしなければなりません。そろそろ年賀状をやめようかなと考えている方は、まずは「年賀状じまい」の基本を知ることから始めましょう。

年賀状じまいとは?

いままで年賀状のやりとりをしていた相手に対して、今後の年賀状の辞退を伝えることを「年賀状じまい」と呼びます。

毎年、必ず年賀状が届いていたのに、突然パタリと届かなくなったらどうでしょうか。不義理と捉えられたり、悲しい気持ちにさせてしまったり、どちらにしても良い印象は残りません。

やめるのは年賀状であって、お付き合いはこれからも続きます。良い関係性を続けるためにも、年賀状のお付き合いがあった方には、今までの感謝の気持ちを伝え、丁寧な「年賀状じまい」をすることをおすすめします。

タイミングはいつ?

どのようなタイミングで、「年賀状じまい」をすれば良いのでしょうか。年賀状をやめるタイミングは人によって異なり、決まったルールはありません。

一般的には、70代〜80代以上の高齢になった方が、終活(人生の終わりのための活動)の一環として「年賀状じまい」を行うケースが多く見受けられます。還暦や古希などの祝年をきっかけにする人も多いようです。

「年賀状じまい」をするのは、高齢の方だけではありません。終活にはまだ早い40代〜50代の中年層でも、思い切って「年賀状じまい」をする人が増えています。メールやSNSの利用率が高いことが背景にあるでしょう。

20代〜30代の若い世代が年賀状をやめる場合は、生活や環境の変化などが主な理由のようです。

年賀状じまいのメリット

長期にわたって続けてきた、年賀状のやりとりを終わりにする「年賀状じまい」は、やはり寂しいものです。ネガティブな印象がある「年賀状じまい」ですが、得られるメリットもあります。ここでは、「年賀状じまい」がもたらすメリットをいくつかご紹介します。

人間関係の見直し

年賀状をやりとりしている相手とは、どんな関係でしょうか。友人や親戚から学生時代の同級生まで、人によってさまざまです。実際に年に数回会う相手もいれば、年賀状だけの付き合いが何十年と続いている人もいるでしょう。

「年賀状じまい」は、なんとなく続いていた人間関係を見直すきっかけとなります。自分自身の人間関係を整理することで、本当に大切な人を再確認できます。

時間・手間・費用の節約

12月はクリスマスやお正月の準備などイベントが多く、なにかと忙しい時期です。年賀状を一枚一枚手書きすることは、時間と手間がかかります。「年賀状じまい」は、年賀状作成の手間や負担を軽減できることもメリットのひとつです。

はがき代や印刷代などの費用もかさみます。年賀状をやめることは、費用の節約にもつながります。

年賀状じまいのデメリット

「年賀状じまい」のメリットを紹介しましたが、デメリットがあることも忘れてはいけません。年賀状をやめようか検討している場合は、後悔しないためにも、どんなデメリットがあるかを把握しておきましょう。

失礼と感じる方もいる

伝統的な年始の挨拶として、年賀状のやりとりを大切にしている方が多くいます。そのような方にとっては、「年賀状じまい」自体が、失礼だと感じるかもしれません。必ずしも相手が同じ気持ちとは限らないことを、念頭に置いておきましょう。

年賀状をやめるだけにも関わらず、「絶縁」と捉えられる可能性もあります。伝え方を間違えると、今後の交友関係にヒビが入ってしまうリスクがあることにも注意が必要です。

お正月が少し寂しくなる

年賀状は平安時代から続く日本ならではの文化であり、お正月らしさを感じる風物詩のひとつです。メッセージを読んだり、写真を見たりと、個性豊かな年賀状を読む時間は、年に一度の楽しみでもあります。1月中旬ごろに発表される、お年玉年賀状の当選番号を楽しみにしている方も多いでしょう。

「年賀状じまい」を伝えると、相手も年賀状を控える場合がほとんどです。当然のことながら、翌年からはお正月に届く年賀状は減ります。お正月の楽しみが減り、寂しくなってしまうことは否めません。

年賀状じまいの伝え方

「年賀状じまい」は、相手に失礼がないよう、マナーを守って伝えることが大切です。では、いったいどのように伝えればいいのでしょうか。

ここでは、年賀状じまいをする旨の伝え方についてご紹介します。

年賀状で伝える

「年賀状じまい」は、最後の年賀状を送る際に伝えるケースが一般的です。新年の挨拶とともに、来年からは年賀状を辞退する旨を書きます。いままで年賀状をやりとりしている方全員へ、確実に伝えることができるおすすめの方法です。

年賀状は手元に残るのもポイントです。年賀状を書く場合、以前届いた年賀状を確認しながら作業する方が多いでしょう。「年賀状じまい」の旨が書かれた年賀状が残ることで、相手が「この人は年賀状じまいをしたんだった」と確認することができます。

寒中見舞いで伝える

新しい年は、だれでも気持ちよくスタートしたいものです。新年の挨拶でもある年賀状で、ネガティブな「年賀状じまい」を伝えることに抵抗がある方もいるでしょう。その場合は、寒中見舞いで伝える方法をおすすめします。

寒中見舞いとは、松の内が明けてから立春までに送る挨拶状です。一般的には、1月8日〜2月3日ごろまでに届くように投函します。喪中だった方や年賀状を送っていなかった方から年賀状が届いた場合も、寒中見舞いで年賀状を辞退する旨を伝えると良いでしょう。

喪中はがきで伝える

喪中はがきで「年賀状じまい」をすることも、基本的には問題ありません。喪中はがきとは、年賀状を出せないことを知らせる、年賀欠礼の挨拶状です。「年賀状じまい」がメインの文面にならないよう気をつけましょう。

喪中はがきで「年賀状じまい」をすることを、失礼と感じる方もいます。「年賀状じまい」を急がない場合は、来年以降にするなど、時期をずらすこともおすすめです。喪中はがきは11月中旬〜12月初旬までに、相手の手元に届くように出しましょう。

年賀状じまいの書き方ポイント

「年賀状じまい」の基本をご紹介しましたが、実際に「年賀状じまい」をする場合、どのように伝えれば良いのでしょうか。

ここでは「年賀状じまい」の書き方のポイントを解説します。大前提として、相手に失礼がないよう配慮して書くことが大切です。最後の年賀状だからこそ、丁寧な文面を心がけましょう。

新年の挨拶

年賀状は新年を祝う挨拶状です。「年賀状じまい」を伝える場合でも、まずは新年を祝う言葉や挨拶から書き始めましょう。挨拶よりも先に「年賀状じまい」について書いてしまうと、相手の気分を害してしまう可能性があります。

新年の挨拶に続いて、前年のお付き合いのお礼や日頃の感謝などを述べる文も加えましょう。感謝の気持ちを伝え、新年のお祝いの言葉と変わらぬお付き合いをお願いする、年賀状の本来の目的を忘れないようにしましょう。

年賀状じまいをする理由

突然、年賀状をやめることだけを伝えられるとショックも大きいものです。まずは例年と同じように新年の挨拶文を書き、最後に「年賀状じまい」をすることを理由とともに明確に伝えます。

正直な理由を伝えることも良いですが、「時間節約のため」などの自分都合の理由は、受け取る側にとってあまり気分の良いものではありません。相手に配慮した表現を心がけましょう。

年賀状じまいの注意点

通常の年賀状でもマナーは大切ですが、「年賀状じまい」は、相手への配慮が大切です。年賀状じまいについて、注意すべき点をご紹介します。

年賀状に代わる連絡方法を明記する

繰り返しになりますが、「年賀状じまい」は絶縁宣言ではありません。引き続き、交友関係を続けたい旨を相手にも伝えるため、年賀状に変わる連絡方法を明記するのが基本的なマナーです。

メールアドレスやSNSのアカウントなどを書き添えることで、相手に絶縁ではないことが伝わります。

手書きでコメントを入れる

年賀状にお付き合いいただいた感謝の気持ちを込めて、手書きでメッセージを添えると良いでしょう。一言でも手書きがあることで、あたたかみが感じられ、より気持ちが伝わる文面になります。

反対に、すべて手書きにしてしまうと、自分だけが「年賀状じまい」を伝えられているのかと、相手に勘ぐらせてしまいます。主な部分は印刷を利用することで、「年賀状じまい」は年賀状のやりとりしている方全員に伝えていることを表現できます。

全体としては、印刷は8割〜9割程度、手書きは1割〜2割を目安にすると良いでしょう。

年賀状じまいの文例

いざ「年賀状じまい」を書くとなると、どんな言葉や文面にすればいいのか、悩む方も多いでしょう。新年の挨拶は例年通りですが、その後の文面は年賀状を終える理由によって異なります。

ここでは、「年賀状じまい」の文例を理由別にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

高齢が理由の文例

年齢を理由にした「年賀状じまい」は、シンプルな文面で問題ありません。終活をはじめる70代以降の方におすすめです。「寄る年波には勝てず」などさまざまな表現があります。年賀状を書くうえで、不都合なことを記載するのも良いでしょう。

▼文例

あけましておめでとうございます
旧年中はお世話になり ありがとうございました

私も高齢となり 筆をとるのが難しくなってまいりましたので
誠に勝手ではございますが年賀状は今年限りで失礼させていただきます
みなさまのご健康とご繁栄を心からお祈りいたします
寒さ厳しい折 どうぞご自愛ください

定年が理由の文例

人生の節目でもある、定年退職を理由にする場合も、比較的スムーズな「年賀状じまい」ができます。きちんと退職の報告をしたうえで、ハッキリと伝えましょう。

▼文例

新年おめでとうございます

私ごとではございますが 長年勤めた職場を定年退職いたしました
この節目にどなた様にも年始の挨拶状は本年をもちまして最後とさせていただきます

皆様の益々のご活躍を心よりお祈りいたします

子どもの成長が理由の文例

終活をするにはまだ早い、40代〜50代の中年層の場合は、家庭の事情を理由に「年賀状じまい」をするケースが多いようです。子供の成長を理由にした文例は、年賀状で子どもの成長を報告してきた方におすすめです。

▼文例

あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました

早いもので子どもたちも成人を迎えました
つきましては誠に勝手ではございますが
今年をもちまして年賀状を控えさせていただきます

今後はメールにてご連絡いただければ幸いです
本年も変わらぬお付き合いのほど よろしくお願いいたします

まとめ

新年の挨拶として送る年賀状は、会えない相手とも一年に一度近況報告がしあえる、貴重な連絡ツールのひとつです。年賀状をやめようと思っても、相手も同じ気持ちとは限りません。毎年届く年賀状を、楽しみに待っている方もたくさんいます。

年続けてきた年賀状をやめる「年賀状じまい」は、手間などを省ける反面、寂しさを伴うものです。「年賀状じまい」をする際は、相手を思いやりながら、じっくりと考えてから行ってみてはいかがでしょうか。