年賀状の添え書きに使える面白い一言メッセージ32選!

公開日:2023年10月6日
更新日:2024年8月28日

お世話になった人へ、新年の挨拶や日ごろの感謝の気持ちを伝える年賀状。「本年もどうぞよろしくお願いします」といった定番の一言を添えるのもよいですが、受け取った相手が楽しい気分になるような面白い一言を添えてみませんか。

とはいえ、短い文章で相手をくすっとさせる面白い一言を考えるのは、なかなか難しいものです。

この記事では、年賀状の添え書きに使えるヒントや面白い一言メッセージを集めてみました。ぜひ素敵な年賀状の作成に役立ててください。

一言添え書きすることで、印象に残る年賀状に!

最近では印刷会社や年賀状ソフトなどを使って年賀状を作るという人も多いですよね。デザインも豊富で簡単にオリジナル年賀状を作れるのが、印刷会社に依頼したり、年賀状ソフトで作成したりするメリットです。

しかし、プリントされた年賀状をそのまま送るのは少し味気ないと感じる場合も。一言手書きでメッセージを添えるだけで、ぐっとあたたかみのある心のこもった年賀状に変身します。

「字が下手だから…」「文面を考えるのが苦手…」という方も、今年の年賀状は、受け取った時の相手の表情を思い浮かべながら、ぜひ一言メッセージを添えてみてください。

年賀状の添え書きにおすすめの内容

せっかく年賀状を出すなら、たとえ一言でも相手の心に響く言葉を添えたいもの。そうはいっても、どんな内容にすべきか迷うという方も多いのではないでしょうか。
この章では年賀状の添え書きにおすすめの4つの内容を紹介します。相手との関係やその年にあった出来事などから、書きやすいテーマを選んでみてください。

近況報告

近況報告は年賀状の添え書きとして定番の内容です。結婚や出産、就職、引っ越しなど前年に大きなライフステージの変化があった際は、年賀状で伝えるとよいでしょう。

また家族ぐるみでお付き合いのある場合には、子どもの成長や家族の様子などを伝えるのもおすすめです。写真入りの年賀状にするのも一つの手。自身や家族の様子がより伝わりやすくなります。

近況報告は、遠方でなかなか会う機会のない人などに送る場合にも、書きやすい内容です。

今年の抱負

達成したい目標がある場合は、今年の抱負を年賀状に書くのもおすすめです。仕事や資格の勉強、趣味などでやりたいことを書いたり、今年始めたいことなどを書いたりするのもよいでしょう。

年賀状に今年の抱負を宣言することで、自身の気も引き締まります。目標達成に近づくこと間違いなし。

今年の抱負は、上司や恩師、友達などにあてる年賀状で取り上げやすい話題です。年賀状に抱負を書いて、相手に意気込みや熱意を伝えてみてはいかがでしょうか。

共通の話題

年賀状を送る相手との共通の話題も、一言メッセージとして取り上げやすい内容です。

仕事や趣味、習い事などお互いに興味のあることを書くとよいでしょう。昨年一緒に取り組んだことを書いてもよいですし、新年に一緒に頑張りたいことを書くのもおすすめです。

年賀状に共通の話題を書くことで、相手と連絡を取るきっかけや次の約束にも繋がるでしょう。

比較的書きやすい話題ですので、長くなりすぎないように、簡潔にまとめてください。

日ごろのお礼

普段から関わりのある人には日ごろのお礼を書くのも一般的です。いつもお世話になっていることへの感謝や、最近何か助けてもらった場合はそのお礼を書くとよいでしょう。

感謝の気持ちを伝えられて、嫌な思いをする人はいないはずです。どの人にも書きやすい内容で、相手を思う気持ちも伝わるのでおすすめです。

相手別面白い一言メッセージ

ここからは年賀状を送る相手別に面白い一言を紹介します。
「友達」「親族・家族」「上司やビジネス」に分けて紹介するので、送る相手に合ったものを探してみてください。

友達向け

相手との関係性にもよりますが、友達向けの年賀状は、かしこまらず、カジュアルな内容でもよいでしょう。
近況報告や今年の抱負、相手との再会を願う内容がおすすめです。親しみを込めつつ、楽しい雰囲気の一言を添えてみましょう。

▼例文

「巳のり(実り)のある一年になりますように」
「昨年も書きましたが 今年こそは結婚してみせます」
「先日の飲み会楽しかったですね!次は新年会を楽しみにしています」

親戚・家族向け

親戚や家族には自分の近況報告をユニークに伝えられるとよいですよね。自身のライフステージの変化などを面白く伝えられると、受け取った相手も嬉しく思うでしょう。

また今年の抱負を添えて、頑張っている様子を伝えるのもおすすめです。

▼例文

「餅のように粘り強く 資格取得に向け頑張ります」
「今年は新しい家族が増える予定です 私に似たとってもかわいいプリンセスを楽しみにしてください」
「今年こそ英語がペラペラになります 3日坊主ではなく せめて10日坊主をめざします」

上司や先輩など職場向け

上司や先輩など職場向けの年賀状は、儀礼性や敬語などビジネスマナーにも注意しましょう。日ごろの感謝の気持ちや、今年の仕事の目標などを伝えるのが定番です。自分の気持ちを改めて伝える絶好のチャンスですので、ぜひ一言メッセージを添えて年賀状を送りましょう。

丁寧さの中にほんの少し、ユニークさを取り入れると面白味のある年賀状になります。

▼例文

「昨年は大変お世話になりました 本年もお世話になる可能性が大いにありますので どうぞよろしくお願いいたします」
「〇〇さんを目指して 今年は大きな契約をとります」
「今年は 巳(身)を粉にして働きます」

アイディア別面白い一言集

マンネリになりがちな添え書きも、ひと工夫で面白い一言に。
この章ではアイディア別に面白い一言メッセージを紹介します。

定番の挨拶をひとひねりする

「今年もよろしくお願いします」という定番の挨拶も、ひとひねりすることで新鮮な印象を与えられます。
一般的な挨拶では物足りないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

▼例文

「昨年は大変お世話になりました 今年も大変お世話になる予定です」
「新婚だけど今年も飲みに誘います 奥さんにもどうぞよろしくお願いします」
「あけてしまいました おめでとうございます」
「今年もお世話してくださいね」

目標や近況報告をユーモラスに伝える

年賀状の一言でおなじみの、今年の目標や近況報告も、楽しく面白い雰囲気で伝えると、受け取った側も楽しく読むことができます。

▼例文

「今年も”酔い”年にしましょう いっぱい飲みに行けることを楽しみにしています」
「今年の目標はダイエット 来年の年賀状で結果を報告します お楽しみに」
「大学合格に向けて 餅のように粘りづよーく頑張ります」
「息子も今年は大学生 お互い年を取るはずだね」

縦読みメッセージを仕込む

縦読みメッセージを仕込むのも一つのアイディアです。各行の一行目を縦に読むと別のメッセージが現れるように、文章を組み立てます。

縦読みメッセージを考えるのは少し難しいですが、新年早々、相手をあっ!と驚かせることができるでしょう。3文字以上の言葉にすると、相手にも伝わりやすいです。

▼例文

<あけおめ>
あたらしい年に向けて
けつい表明いたします
お仕事もプライベートも
めいっぱい頑張って素敵な年にします

<はつひので>
ハッピーニューイヤー
つきひが経つのは早いですね
ひかり輝く一年になるように
のんびり でも着実に前にすすんでいきます
では 今年もどうぞよろしくお願いします

お正月にちなんだなぞなぞやクイズを考える

なぞなぞが得意な人は、お正月にちなんだなぞなぞやクイズを考えるのもおすすめです。
比較的時間のあるお正月に新年の挨拶とはひと味違う年賀状を受け取ったら、きっと面白いと感じてくれるでしょう。
ついつい考え込んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんので、答えを書くのも忘れずに!

▼例文

「お正月に大人が落とすと子供が喜ぶものは何」「お年玉」
「いつも数字の6を褒めているものと言えば何」「すごろく」
「お正月に大人があげるのはお年玉 では子供があげるのは」「凧」
「お正月に 道の曲がり角で待っているものは何」「門松」

干支にちなんだ一言を取り入れる

干支にちなんだ一言も、取り入れやすいアイディアです。古風なダジャレも、年賀状には使いやすいもの。くすっと笑える年賀状になるでしょう。

▼例文

「昨年子どもが"ウマ"れました(午)」
「ウッキウキな一年になりますように(申)」
「”ワン”ダフルな一年にしましょう(戌)」
「巳(み)なさまのご多幸を心よりお祈りしております(巳)」
「今年も何卒ニョロしくお願いいたします(巳)」
「まだまだ巳熟者(未熟者)の私ですが 今年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申しあげます(巳)」

自作または著名な川柳や俳句を添える

ほかの人と差をつけたい、ユニークな年賀状を送りたいという方は、川柳や俳句を添えるのはいかがでしょうか。

最近は、サラリーマン川柳やお正月俳句コンテストなどもあり、年配の方やご高齢の方から喜ばれる傾向です。

自作が難しければ、お正月にちなんだ川柳や俳句を添えてもよいでしょう。著名なものを記載する場合は、作者名を記すことも忘れないでくださいね。

▼例文(著名な川柳・俳句)

「正月の 子どもになって 見たき哉」(小林一茶)
「新年の 白紙綴じたる 句帖かな」(正岡子規)
「日本(にっぽん)が ここに集まる 初詣」(山口誓子)

面白い一言を書くための4つのヒント

紹介した例文の中にピンとくるものはありましたでしょうか。年賀状は、新しい1年を迎えるおめでたいイベントですから、受け取った方には喜んで欲しいもの。

この章では、面白い一言を添え書きするための4つのヒントを紹介します。

日ごろの会話をヒントにする

仲が良く、頻繁に連絡を取る人に送る場合は、日ごろの会話をヒントにするとよいでしょう。相手が興味のあることや、以前した会話の中に面白い一言のヒントがあるかもしれません。

ただし、相手が家族と同居している場合には、家族も年賀状を見る可能性を考慮に入れる必要があります。個人的な内容や、秘密にしたいと思っているような話題には触れないよう注意しましょう。

前の年の年賀状を見る

普段会う機会のない人には、昨年相手から届いた年賀状を参考にしてみてください。相手の近況が書かれていたら、その続きについて話題にするのもおすすめです。

たとえば、「前の年に子どもや孫が生まれた」「新しい趣味を始めた」などの近況をヒントにコメントを書けば、相手との親密度も高まります。

昔の思い出話に触れる

遠方にお住まいの方やめったに会えない方に送る年賀状には、昔の思い出話について一言添えるのもよいでしょう。

相手もよく覚えていそうなエピソードを書くと、年賀状を通じてともに過ごした時間を懐古できます。

相手の好みや家族に寄り添う

相手の好みや家族に寄り添った一言が書かれていれば、年賀状を見て気分が上がるでしょう。

たとえば、推しのタレントや最近夢中になっている趣味のこと、家族や飼っているペットのことなどを話題にすれば、覚えていたことも喜んでくれそうです。

年賀状に添え書きする際のポイント

たとえ内容が面白くても、年賀状のマナーに反していれば相手からの評価も下がってしまうでしょう。
この章では、年賀状に添え書きする際に気をつけたい6つのポイントを紹介します。相手に失礼のないように、マナーを守った年賀状を送りましょう。

重複に注意する

年賀状に添え書きする際には、賀詞や年号の重複に注意が必要です。

たとえば、「新年あけましておめでとう」は「新年」と「あけまして」が同じ意味です。
「新年おめでとうございます」もしくは、「あけましておめでとうございます」のどちらかにしましょう。

また、年号も重複して使用してしまいがちなので注意しましょう。
「1月1日元旦」は「元旦」が「1月1日の朝」を表すので、意味が重複しています。
「1月1日」か「元旦」のどちらかのみで大丈夫です。

句読点を使わない

年賀状には「、」や「。」などの句読点はふさわしくありません。なぜなら句読点は「区切り」や「終わり」を意味するため、縁起が悪いとされているからです。「相手との関係性の区切り」や「終わり」を意味してしまうと考えられます。

年賀状は新年のお祝いや、日ごろの感謝の気持ちを込めて送るものなので、句読点を付けてしまわないように気を付けましょう。

しかし、句読点がないと、長い文章は読みにくいものです。できるだけ短く簡潔な文章にするだけでなく、改行やスペースなどを使い工夫すると相手も読みやすくなります。

修正ペンや修正テープを使わない

年賀状を書いていて間違えてしまった場合、修正ペンや修正テープを使用するのは失礼にあたります。年賀状は年末の忙しい時期に準備するので、ついつい修正ペン等を使用したくなりますが、新しいはがきに書き直しましょう

修正ペン等を使用した年賀状を送ると、「書き直すのが面倒だったのかな?」「書き損じでも私ならいいか、と思って送ったのかな?」と、相手に嫌な思いをさせてしまう心配があります。

時間がかかる上に、少し面倒ではありますが、新しいはがきに書き直してください。

なお書き損じた年賀はがきは手数料がかかりますが、郵便局で切手やはがきに交換してもらえます。書き損じた場合は、郵便局にもっていくとよいでしょう。

忌み言葉を使わない

年賀状を書く際は、忌み言葉を避けるのがマナーです。

忌み言葉とは不吉なことを連想させる言葉です。「去る」「滅びる」「絶える」「衰える」「破れる」「失う」「倒れる」「病む」などが忌み言葉にあたります。年賀状は新年を祝うおめでたいものなので、忌み言葉はふさわしくありません

「去年はお世話になりました」の「去年」は忌み言葉にあたります。うっかり年賀状で使ってしまいがちな言葉ですので注意しましょう。「昨年はお世話になりました」や「旧年はお世話になりました」に言い換えてください。

ネガティブな内容は避ける

年賀状に一言添え書きする際は、ネガティブな内容や相手を傷つける内容は避けましょう。
年賀状は新年のお祝いするものですので、マイナスイメージの話題は避けた方がよいです。

また面白い一言といっても相手を傷つける内容はNGです。年賀状を書いた後は、失礼がないか必ず見直しましょう。

なお、離婚や病気などネガティブな事柄を、年賀状で伝えなければならないこともあるかと思います。相手が不安になったり、心配したりしないよう表現に気を付けるとともに、さりげなく添え書きする程度にとどめるとよいでしょう。

ペンの色や種類に注意する

年賀状を書く際には、ペンの色や種類にも注意しましょう。

赤色の文字は「血」や「絶縁」を連想するため、良くない印象を持つ人もいます。
とくに目上の人宛ての年賀状や、仕事用などフォーマルなデザインの年賀状の場合は、黒字で書くとよいでしょう。

また、ボールペンは手間をかけず、文字が細くて貧相な印象を与えるため、マナー違反であるとされるケースもあります。
昨今は、身近な友人同士や親戚に出す場合はボールペンを使用する方も増えていますが、使用する際は貧弱な印象を与えないよう、できるだけ太字のペン先のボールペンを使いましょう。

毛筆は目上の方には好印象ですが、敷居が高いという方は、筆ペンやサインペンで書くのもおすすめです。

まとめ

来年は年賀状でくすっとなる初笑いを届けてみませんか。

プリントした年賀状も面白い一言を添えることで、印象に残る年賀状になります。心のこもった年賀状は受け取った側も嬉しく、相手との今後の良い関係にも繋がるでしょう。

今回紹介した例文を参考に、しまうまプリントの年賀状でくすっとなる初笑いを届けてみませんか。

この記事を書いた人

しまうまプリント年賀状担当スタッフ

2010年に年賀状印刷サービスを開始以来、数多くのお客様に愛され、しまうまプリントの会員登録数は500万人を突破!年賀状に関するあらゆる情報をわかりやすくお届けします。

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