年賀状の添え書きに使える面白い一言メッセージ30選!

公開日:2023年10月6日

お世話になった人へ、新年の挨拶や日ごろの感謝の気持ちを伝える年賀状。「本年もどうぞよろしくお願いします」といった定番の一言を添えるのもよいですが、受け取った相手が楽しい気分になるような面白い一言を添えてみませんか。

とはいえ、短い文章で相手をくすっとさせる面白い一言を考えるのは、なかなか難しいものです。

この記事では、年賀状の添え書きに使えるヒントや面白い一言メッセージを集めてみました。ぜひ素敵な年賀状の作成に役立ててください。

一言添え書きすることで、印象に残る年賀状に!

最近では印刷会社や年賀状ソフトなどを使って年賀状を作るという人も多いですよね。デザインも豊富で簡単にオリジナル年賀状を作れるのが、印刷会社に依頼したり、年賀状ソフトで作成したりするメリットです。

しかし、プリントされた年賀状をそのまま送るのは少し味気ないと感じる場合も。一言手書きでメッセージを添えるだけで、ぐっとあたたかみのある心のこもった年賀状に変身します。

「字が上手ではない」「文章を考えるのは苦手」といった人も、ぜひ一言添え書きして年賀状を送ってみましょう。

添え書きにおすすめの内容

いざ年賀状に一言メッセージを書こうとしても、何を書いたらいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。この章では年賀状の添え書きにおすすめの4つの内容を紹介します。相手や自分にあてはめて、書きやすそうなものを参考にしてみてください。

近況報告

近況報告は年賀状の添え書きとして定番の内容です。結婚や出産、就職、引っ越しなど前年に大きなライフステージの変化があった際は、年賀状で伝えるとよいでしょう。

また家族ぐるみでお付き合いのある場合には、子どもの成長や家族の様子などを伝えるのもおすすめです。写真入りの年賀状にするのも一つの手。自身や家族の様子がより伝わりやすくなります。

近況報告は、遠方でなかなか会う機会のない人などに送る場合にも、書きやすい内容です。

今年の抱負

達成したい目標がある場合は、今年の抱負を年賀状に書くのもおすすめです。仕事や資格の勉強、趣味などでやりたいことを書いたり、今年始めたいことなどを書いたりするのもよいでしょう。

年賀状に今年の抱負を宣言することで、自身の気も引き締まります。目標達成に近づくこと間違いなし。

今年の抱負は、上司や恩師、友達などにあてる年賀状で取り上げやすい話題です。年賀状に抱負を書いて、相手に意気込みや熱意を伝えてみてはいかがでしょうか。

共通の話題

年賀状を送る相手との共通の話題も、一言メッセージとして取り上げやすい内容です。

仕事や趣味、習い事などお互いに興味のあることを書くとよいでしょう。昨年一緒に取り組んだことを書いてもよいですし、新年に一緒に頑張りたいことを書くのもおすすめです。

年賀状に共通の話題を書くことで、相手と連絡を取るきっかけや次の約束にも繋がるでしょう。

比較的書きやすい話題ですので、長くなりすぎないように、簡潔にまとめてください。

日ごろのお礼

普段から関わりのある人には日ごろのお礼を書くのも一般的です。いつもお世話になっていることへの感謝や、最近何か助けてもらった場合はそのお礼を書くとよいでしょう。

感謝の気持ちを伝えられて、嫌な思いをする人はいないはずです。どの人にも書きやすい内容で、相手を思う気持ちも伝わるのでおすすめです。

相手別面白い一言

ここからは年賀状を送る相手別に面白い一言を紹介します。
「友達」「親族・家族」「上司やビジネス」に分けて紹介するので、送る相手に合ったものを探してみてください。

友達向け

相手との関係性にもよりますが、友達向けの年賀状は、かしこまらず、カジュアルな内容でもよいでしょう。
近況報告や今年の抱負、相手との再会を願う内容がおすすめです。親しみを込めつつ、楽しい雰囲気の一言を添えてみましょう。

▼例文

「寅年の今年こそ ダイエットに”トラ”イします」
「昨年も書きましたが 今年こそは結婚してみせます」
「先日の飲み会楽しかったですね!次は新年会を楽しみにしています」

親戚・家族向け

親戚や家族には自分の近況報告をユニークに伝えられるとよいですよね。自身のライフステージの変化などを面白く伝えられると、受け取った相手も嬉しく思うでしょう。

また今年の抱負を添えて、頑張っている様子を伝えるのもおすすめです。

▼例文

「餅のように粘り強く 資格取得に向け頑張ります」
「今年は新しい家族が増える予定です 私に似たとってもかわいいプリンセスを楽しみにしてください」
「今年こそ英語がペラペラになります 3日坊主ではなく せめて10日坊主をめざします」

上司やビジネス向け

上司やビジネス向けの年賀状は礼儀や丁寧さを欠かさないように注意しましょう。日ごろの感謝の気持ちや、今年の仕事の目標などを伝えるのが定番です。自分の気持ちを改めて伝える絶好のチャンスですので、ぜひ一言メッセージを添えて年賀状を送りましょう。

丁寧さの中にほんの少し、ユニークさを取り入れると面白味のある年賀状になります。

▼例文

「昨年は大変お世話になりました 本年もお世話になる可能性が大いにありますので どうぞよろしくお願いいたします」
「〇〇さんを目指して 今年は大きな契約をとります」
「卯年の今年はぴょんぴょん跳ねる一年にします」

アイディア別面白い一言集

この章ではアイディア別に面白い一言メッセージを紹介します。
マンネリになりがちな添え書きも、ひと工夫で面白い一言に。

定番のセリフをひとひねり

「今年もよろしくお願いします」といったよくあるセリフも、ひとひねりすることで新鮮な印象になります。いつもの一言だけでは物足りない場合は、ぜひ参考にしてみてください。

▼例文

「昨年は大変お世話になりました 今年も大変お世話になる予定です」
「新婚だけど今年も飲みに誘います 奥さんにもどうぞよろしくお願いします」
「あけてしまいました おめでとうございます」
「今年もお世話してくださいね」

今年の目標や近況報告を楽しく

年賀状の一言でおなじみの、今年の目標や近況報告も、楽しく面白い雰囲気で伝えると、受け取った側も楽しく読むことができます。

▼例文

「今年も”酔い”年にしましょう いっぱい飲みに行けることを楽しみにしています」
「今年の目標はダイエット 来年の年賀状で結果を報告します お楽しみに」
「大学合格に向けて 餅のように粘りづよーく頑張ります」
「息子も今年は大学生 お互い年を取るはずだね」

縦読みメッセージ

縦読みメッセージを仕込むのも一つのアイディアです。各行の一行目を縦に読むと別のメッセージが現れるように、文章を組み立てます。

縦読みメッセージを考えるのは少し難しいですが、新年早々、相手をあっ!と驚かせることができるでしょう。3文字以上の言葉にすると、相手にも伝わりやすいです。

▼例文

<あけおめ>
あたらしい年に向けて
けつい表明いたします
お仕事もプライベートも
めいっぱい頑張って素敵な年にします

<はつひので>
ハッピーニューイヤー
つきひが経つのは早いですね
ひかり輝く一年になるように
のんびり でも着実に前にすすんでいきます
では 今年もどうぞよろしくお願いします

お正月にちなんだなぞなぞやクイズ

なぞなぞが得意な人は、お正月にちなんだなぞなぞやクイズを考えてみてはいかがでしょうか。普通の文章と違い、ついつい考え込んでしまうかも。

お正月は比較的時間のある人も多いので、受け取った相手も楽しんでもらえるでしょう。答えを書くのも忘れずに!

▼例文

「お正月に大人が落とすと子供が喜ぶものは何」「お年玉」
「いつも数字の6を褒めているものと言えば何」「すごろく」
「お正月に大人があげるのはお年玉 では子供があげるのは」「凧」
「お正月に 道の曲がり角で待っているものは何」「門松」

干支にちなんだ一言

干支にちなんだ一言も、取り入れやすいアイディアです。古風なダジャレも、年賀状には使いやすいもの。くすっと笑える年賀状になるでしょう。

▼例文

「時が”タツ”のは早いですね 今年も良い一年にしましょう(辰)」
「今年はチームのトップに”タツ”つもりです(辰)」
「あけましておめでとうござい”マウス”(子)」
「ハッピー”にゅう”イヤー(丑)」
「昨年子どもが"ウマ"れました(午)」
「ウッキウキな一年になりますように(申)」
「”ワン”ダフルな一年にしましょう(戌)」

面白い一言のヒント

紹介した例文の中にピンとくるものはありましたでしょうか。面白い一言を考えるヒントは他にもたくさんあります。

仲が良く、頻繁に連絡を取る人に送る場合は、日ごろの会話をヒントにするとよいでしょう。相手が興味のあることや、以前した会話の中に面白い一言のヒントがあるかもしれません。

また普段会う機会のない人には、昨年相手から届いた年賀状を参考にしてみてください。相手の近況が書かれていたら、その続きについて話題にするのもおすすめです。

流行語や話題になったニュースなども、送る相手を問わず取り上げられる話題ですので、参考にしてみてください。

添え書きのポイント

ここからは年賀状に添え書きする際に気を付けたいポイントについて紹介します。
相手に失礼のないように、マナーを守った年賀状を送りましょう。

重複に注意する

年賀状に添え書きする際には、賀詞や年号の重複に注意が必要です。

たとえば、「新年あけましておめでとう」は「新年」と「あけまして」が同じ意味です。
「新年おめでとうございます」もしくは、「あけましておめでとうございます」のどちらかにしましょう。

また、年号も重複して使用してしまいがちなので注意しましょう。
「1月1日元旦」は「元旦」が「1月1日の朝」を表すので、意味が重複しています。
「1月1日」か「元旦」のどちらかのみで大丈夫です。

句読点を使わない

年賀状には「、」や「。」などの句読点はふさわしくありません。なぜなら句読点は「区切り」や「終わり」を意味するため、縁起が悪いとされているからです。「相手との関係性の区切り」や「終わり」を意味してしまうと考えられます。

年賀状は新年のお祝いや、日ごろの感謝の気持ちを込めて送るものなので、句読点を付けてしまわないように気を付けましょう。

しかし、句読点がないと、長い文章は読みにくいものです。できるだけ短く簡潔な文章にするだけでなく、改行やスペースなどを使い工夫すると相手も読みやすくなります。

修正ペンを使わない

年賀状を書いていて間違えてしまった場合、修正ペンや修正テープを使用するのは失礼にあたります。年賀状は年末の忙しい時期に準備するので、ついつい修正ペン等を使用したくなりますが、新しいはがきに書き直しましょう

修正ペン等を使用した年賀状を送ると、「書き直すのが面倒だったのかな?」「書き損じでも私ならいいか、と思って送ったのかな?」と、相手に嫌な思いをさせてしまう心配があります。

時間がかかる上に、少し面倒ではありますが、新しいはがきに書き直してください。

なお書き損じた年賀はがきは手数料がかかりますが、郵便局で切手やはがきに交換してもらえます。書き損じた場合は、郵便局にもっていくとよいでしょう。

忌み言葉を使わない

年賀状を書く際は、忌み言葉を避けるのがマナーです。

忌み言葉とは不吉なことを連想させる言葉です。「去る」「滅びる」「絶える」「衰える」「破れる」「失う」「倒れる」「病む」などが忌み言葉にあたります。年賀状は新年を祝うおめでたいものなので、忌み言葉はふさわしくありません

「去年はお世話になりました」の「去年」は忌み言葉にあたります。うっかり年賀状で使ってしまいがちな言葉ですので注意しましょう。「昨年はお世話になりました」や「旧年はお世話になりました」に言い換えてください。

ネガティブな内容や相手を傷つける内容はNG

年賀状に一言添え書きする際は、ネガティブな内容や相手を傷つける内容は避けましょう。
年賀状は新年のお祝いするものですので、マイナスイメージの話題は避けた方がよいです。

また面白い一言といっても相手を傷つける内容はNGです。年賀状を書いた後は、失礼がないか必ず見直しましょう。

なお、離婚や病気などネガティブな事柄を、年賀状で伝えなければならないこともあるかと思います。相手が不安になったり、心配したりしないよう表現に気を付けるとともに、さりげなく添え書きする程度にとどめるとよいでしょう。

ペンの色にも注意

年賀状を書く際には、ペンの色にも注意しましょう。

赤色の文字は「血」や「絶縁」を連想するため、良くない印象を持つ人もいます。
とくに目上の人宛ての年賀状や、仕事用などフォーマルなデザインの年賀状の場合は、黒字で書くとよいでしょう。

年賀状のデザインや送る相手によって適した色で書いてください。

まとめ

来年は年賀状でくすっとなる初笑いを届けてみませんか。

プリントした年賀状も面白い一言を添えることで、印象に残る年賀状になります。心のこもった年賀状は受け取った側も嬉しく、相手との今後の良い関係にも繋がるでしょう。

今回紹介した例文も参考に、ぜひ素敵な年賀状を作ってください。

この記事を書いた人

しまうまプリント年賀状担当スタッフ

2010年に年賀状印刷サービスを開始以来、数多くのお客様に愛され、しまうまプリントの会員登録数は500万人を突破!年賀状に関するあらゆる情報をわかりやすくお届けします。

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