年賀状に子どもの写真はマナー違反?デザインのアイデアもご紹介

公開日:2024年1月18日

毎年、年賀状の時期になるとデザインに悩む方も多いのではないのでしょうか。子どもがいる方は、子どもの写真を入れようと思ったことが一度はあると思います。

しかし、年賀状に子どもの写真を入れることには賛否両論があったり、場合によっては失礼になるといった意見を目にしたことがあるかもしれません。

このコラムでは、年賀状に子どもの写真を入れることは本当にマナー違反なのか、入れるときの注意点とアイデアを紹介します。

年賀状に子どもの写真を使うのはNG?

まず、年賀状に子どもの写真を使ってはいけないといった決まりはなく、マナー違反にはなりません。

デザイン面には賀詞、お礼などの挨拶文、年号と日付、一言メッセージを書くことが一般的で、この年賀状マナーをおさえた上で子どもの写真を入れる分には、特に問題ありません。

しかし送る相手によっては、子どもの写真入りの年賀状を快く思わない方もいます。年賀状に子どもの写真を入れるときは、送る相手を考えるようにしましょう。

子どもの写真入り年賀状を受け取った人の本音

子どもの写真入りの年賀状を受け取った方は、どのように感じているのかを見ていきましょう。

受け取り方は人それぞれのため、賛否両論あります。どの意見に対しても、個々の考え方として受け止め、送る相手を考える際の参考にしてください。

気にならない

1つ目は、気にならないという意見です。年賀状に子どもの写真が入っていても、他の写真が入っていない年賀状と同じように特に不快に思ったりすることはないようです。

子どもの写真もデザインの一貫として見るため、特に気になることは少ないようです。

現状を知れて嬉しい

2つ目は、現状を知れて嬉しいという意見です。写真入りの年賀状は、なかなか会えない祖父母や親戚、友人にとって最適な近況報告の方法です。

子どもの成長はあっという間なので、毎年子どもの成長を見るのが楽しみになるようです。

悲しい

3つ目は、悲しいという意見です。子どもがいなかったり、不妊治療をしている方にとっては、子どもの写真入りの年賀状は悲しい気持ちになることがあります。

治療に励んでいるときに、子どもの笑顔を見るとかわいいと思う半面、辛くなってしまうこともあるので、子どもの写真入りの年賀状は複雑な気持ちになります。

処分しづらい

4つ目は、処分しづらいという意見です。毎年増えていく年賀状ですが、時間が経てば処分していきます。その際に、子どもの写真が入っているとなんとなく後ろめたい気持ちになり、処分しづらいようです。

子どもの写真入り年賀状を送るときのマナー

子どもの写真入りの年賀状を送るときのマナーをご紹介します。年賀状は新年のお祝いや日ごろの感謝を伝えるためのものです。マナーを守り、思いやりの心を持って年賀状のやり取りをしましょう。

送る相手を考える

子どもの写真入りの年賀状を送るときは送る相手を考えます。親戚や子どものいる友人、自分の子どもと会ったことがある友人には、子どもの写真入りの年賀状を送っても喜ばれることが多いでしょう。

上司や子どもに会ったことのない友人などは、子どもの写真入りの年賀状を喜んでくれるかを考えてから送るようにしましょう。

自分の写真も載せる

子どもの写真を年賀状に入れるときは、自分の写真や家族写真、子どもと自分の写真など、自分が写っているものも一緒に載せましょう。

子どもの写真だけだと、子どもの近況だけでなく本人の近況も気になるという方もいます。そのため、自分が写っている写真を一緒に載せておく方が良いでしょう。

小さめにする

子どもの写真が、年賀状のデザイン面いっぱいの大きさで載っていると抵抗を感じる方もいるかもしれません。

小さめの写真を使用するテンプレートを選ぶなどして、子どもの写真の大きさに配慮すると写真もデザインの一貫として捉えやすくなります。

年賀状で子どもの写真を撮るときのポイント

せっかく、年賀状に子どもの写真を載せるのならば、上手く撮りたいと考える人が多いと思います。子どもの写真を撮るときは以下の3点に気をつけて撮ることがポイントです。

  • 構図を意識する
  • 撮影時間と場所を考える
  • 子どもの笑顔を撮れるように工夫する

1点ずつ確認していきます。

構図を意識する

写真を撮るときは構図を意識しましょう。代表的な構図には三分割法、二分割法、日の丸構図などがありますが、子どもの写真など人物の写真を撮るときは三分割法がおすすめです。

三分割法とは写真の王道の構図で、画面の縦と横にそれぞれ2本ずつ線を引いて三分割し、その縦と横の線が交わるところに被写体を配置するという方法です。

また年賀状でテンプレートを使いたい方は、少し余裕を持った構図で撮りましょう。小さめの写真をいくつか使うテンプレートでは、人物をアップで撮ってしまうと顔が見切れてしまうことがあります。

大きく写真を入れるテンプレートの場合は、写真の中に文字が入ることがあるため文字を入れるスペースを空けておきましょう。

縦横のどちらの向きでも撮影しておくと、使えるテンプレートの幅が広がるので、まだテンプレートを決めていない方は縦横どちらの向きでも撮影しておくと安心です。

撮影時間と場所を考える

撮影時間と場所は、写真の明るさや雰囲気に大きく影響します。天気が良い日の日中に屋外で撮影すると明るい雰囲気の写真を撮ることができます。

室内で撮影をしたい場合は、できるだけ明るい部屋を選びます。また、背景が散らかっていると人物に焦点が合いにくくなるため、背景に物がたくさん映らないように注意し、距離を保って撮影できる広い部屋を選びましょう。

子どもの笑顔を撮れるように工夫する

我が子の写真はどんな顔でもかわいいですが、年賀状には笑顔溢れる写真を選びましょう。

子どもの機嫌は、些細なことで変化しがちです。お腹が減っていたり、眠い時間、夕方の疲れが出てくる時間は避けて、タイミングを見計らって撮影します。

思うように撮れず、イライラしてしまうと子どもの笑顔を引き出すことはできません。楽しい雰囲気で、リラックスをして撮影することを心がけましょう。

年賀状の書き方と子どもの写真の入れ方アイデア

年賀状には書き方があります。特に賀詞は「あけましておめでとうございます」や「謹賀新年」、「賀正」など色々ありますが、送る相手によって使い分けが必要です。

送る相手別の年賀状の書き方のポイントと、子どもの写真を入れるときのデザインアイデアを紹介します。

親戚

親戚との関係性にもよりますが、賀詞を選ぶときは、あまり会わない親戚や年配の親戚には「謹賀新年」のような4文字の敬意を示した賀詞を使うのが良いでしょう。

親戚への年賀状には家族の近況報告や日頃の感謝、なかなか会えない場合はご無沙汰しているお詫びなどを書きましょう。

親戚の年賀状に、子どもの写真を入れると特に喜ばれます。大きな写真を1枚でも、いくつか写真を入れるデザインでも、どちらのデザインも使うことができるでしょう。

上司や仕事関係の人

一般的に、上司や仕事関係の人に、子どもの写真入りの年賀状を送ることは避けることがほとんどです。しかし家族ぐるみで交流があったり、家族のことを普段から話す間柄なのであれば、子どもの写真を使っても良いでしょう。

賀詞は4文字のものや、「謹んで新春のお慶びを申し上げます」のような文章のものを選びます。差出人の名前は家族連名ではなく、本人のみにします。

子どもの写真を入れる場合は、小さめのデザインを選びカジュアルになりすぎないように心がけます。

友人

友人に送る場合は特に決まりはなく、「Happy New Year」などのカジュアルな賀詞を使うのもおすすめです。一言メッセージはポジティブな内容を書きましょう。

子どもの写真を使う際は、ママ友や子どもと会ったことがある友人、子どもと関係のない友人などで写真の数や大きさに工夫をしてデザインを選びましょう。子どもの写真だけでなく、自分の写真も入れることで近況報告として写真を使いやすくなります。

年賀状に子どもの写真はいつまで入れる?

子どもが写真を撮ることを恥ずかしがるようになり、年賀状に子どもの写真を入れるのは小学生くらいまでという家庭が多いようです。しかし、なかなか会えない祖父母や親戚は、毎年の年賀状で、子供の成長を見れることを楽しみにしている方も多いと思います。

年賀状に子どもの写真を載せることで、出産報告から始まり、七五三、入学、部活動の様子など子どもの成長を簡単に報告することができます。そのため子どもの写真を年賀状に使うことに、期限を設ける必要はありません。

まとめ

今回は、年賀状に子どもの写真を入れるのはマナー違反なのかをご紹介しました。年賀状に子どもの写真を入れるのは、マナー違反ではありません。

しかし送る相手を考え、デザインや写真の大きさを工夫して送る必要があります。年賀状は相手に感謝を伝え、これからもより良い関係でいるために送るものです。相手への思いやりを忘れないようにしましょう。

しまうまプリントには豊富な年賀状デザインがあります。写真無しのデザインや、写真を入れることができるデザインなど、写真の大きさや数もさまざまで送る相手によってデザインを変更することが可能です。

年賀状印刷はしまうまプリントにお任せください。

この記事を書いた人

しまうまプリント年賀状担当スタッフ

2010年に年賀状印刷サービスを開始以来、数多くのお客様に愛され、しまうまプリントの会員登録数は500万人を突破!年賀状に関するあらゆる情報をわかりやすくお届けします。

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