年賀状での結婚報告は必要?送る相手やマナーと書き方を解説

更新日:2022年10月3日

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結婚した後に初めて夫婦連名で出す年賀状は結婚報告を兼ねる方が多いでしょう。式に列席した方、しなかった方、なかなか会えない方など送る相手はさまざまですが、年賀状で結婚報告をすることは一般的となっています。
しかし、送る時期や言葉選びなどを間違えてしまうとマナー違反になることもあります。今回は年賀状での結婚報告の方法や注意すべきポイントを紹介していきます。

年賀状での結婚報告はマナー違反ではない

結婚報告はがきは一般的に婚姻届提出または挙式を済ませたことを報告するもので、式に出席してくれた方や、お祝いを贈ってくれた方へのお礼状を兼ねる役割もあります。最近では、年賀状で結婚報告をしている夫婦も多く、マナー違反とはなりません。しかし、送る時期にはマナーがあります。

結婚報告はがきは、婚姻届の提出、挙式後から2か月以内を目安に送るのが基本とされています。そのため、10〜12月に婚姻届の提出・挙式を済ませた場合は、年賀状で結婚報告を行うことはマナー上問題ありません。9月以前に婚姻届の提出・挙式を済ませた場合は、年賀状で結婚報告をすると報告のタイミングが遅く感じられてしまうかもしれませんので、2か月以内を目安に結婚のお知らせはがきを出すのがおすすめです。

近年は情勢を顧みて結婚式を行わない夫婦も増えています。その場合も、婚姻届の提出後2か月以内に出すのがよいでしょう。

結婚式前に年賀状で結婚報告はしていい?

先に婚姻届の提出を済ませ、後から結婚式を挙げる場合、結婚式前に年賀状で結婚報告をしても良いのでしょうか。その場合、「〇月〇日に結婚いたしました」と婚姻届を提出した日を記載すれば大丈夫です。

また、年賀はがきに差出人を書く際は、夫婦連名にすることも大事なポイントです。結婚をして姓が変わった場合、名前の横にかっこ書きで旧姓を添えることも忘れずに行うようにしましょう。

結婚式に招待する人へ年賀状を送る場合は、結婚式当日に会えることを楽しみにしている旨を一言添えると、ぐっと印象が良くなるでしょう。また、招待していない方には、婚姻届を提出した日を記載すると良いでしょう。

友人など親しい間柄の方に年賀状を送る場合は、前撮りの写真やプライベートの二人の写真を載せても良いでしょう。しかし、目上の方や仕事の関係の人にいきなり写真入りの年賀状を送ってしまうと、困惑してしまう場合もあります。その際は、文面のみでの挨拶や干支などイラストが入ったもので結婚報告をするのが良いでしょう。

暑中見舞いや残暑見舞いでの結婚挨拶はマナー違反?

婚姻届の提出や結婚式を夏に行った場合、結婚報告を暑中見舞いや残暑見舞いでお知らせすることは問題ありません。暑中見舞いや残暑見舞いの内容は、自分の近況を含めることも多く、結婚報告をするにはぴったりです。しかし、はがきを出す時期に注意をする必要があります。

暑中見舞いや残暑見舞いは、猛暑や暑さの残る時期になかなか会えない人やお世話になっている人へ健康への気遣いをしたり、近況報告をしたりする夏の挨拶状です。

暑中見舞いは、立秋の前日である8月6日頃までに届くように送るのが一般的です。暑中見舞いを出し始める時期は、暦の上では7月7日頃の「小暑」、7月20日頃の「土用」とされていますが、梅雨が明けて暑さが本格的になってきた時期であれば受け手の違和感もないでしょう。

残暑見舞いは、「立秋」である8月7日頃から8月末までに届くように送るのが一般的です。暦の上で「残暑」は9月頭まで続くものの、9月は秋というイメージを抱いている人も多いため8月中には届くように送るのが無難でしょう。

喪中の場合は報告厳禁

喪中とは、近親者が亡くなったときにその人を思って身を慎む期間のことです。期間は1年間で、基本的にその期間は結婚式や、新年のお祝い事は避けるべきとされているので結婚報告はがきも出さないほうが良いでしょう。しかし、喪中の場合でも寒中見舞いや暑中見舞いで結婚報告をするのは可能です。

寒中見舞いや暑中見舞いは、季節の挨拶をメインに近況報告をするものです。さりげなく結婚に触れるという形であれば、お祝い事の報告にはなりません。夏であれば暑中見舞い、冬であれば寒中見舞いで報告するのが基本です。

暑中見舞いは立秋の前日までに、寒中見舞いは「松の内」が明ける1月8日〜立春の2月4日頃までに届くよう送りましょう。

『松の内』とは

「松の内」とは、お正月にやってくる年神様の依り代である松を飾っておく期間のことです。「松の内」の期間は地域によって異なりますが、一般的には1月7日または15日までとされており、曜日に左右されることはありません。

年賀状での結婚報告は親族、友人、知人まで

年賀状での結婚報告は、「結婚式に列席した方」「列席できなかった方」「結婚祝いをいただいた方」に送ることが多いでしょう。基本的には親族、友人、知人であれば誰に送っても大丈夫です。

結婚式に列席した方には、結婚報告はがきを送らなくても失礼にはあたりません。しかし、新しい住所をお知らせする機会や、列席していただいたことへの感謝の気持ちを改めて伝えられるため、年賀状を送ることで良い印象を与えられるでしょう。

列席できなかった方の中には、当日新郎新婦の晴れ姿を楽しみにしていた方も多いはずです。結婚式の当日の様子がわかる写真を添えると、より親切な年賀状になるでしょう。結婚のお祝いをいただいた方にも同様の年賀状を送ると良いです。

しかし、上司に年賀状で結婚報告をすることは失礼にあたります。相手の受け取り方によっては「新年の挨拶ついでに報告されている」と、誤解を招く可能性もあります。仕事の関係でお付き合いのある方には、特にマナーに気を配りましょう。

結婚報告の年賀状に使える文例

ここまでは送るべき時期や送り方についてご紹介してきました。ここからは結婚式に列席していただいた方向け、列席できなかった方向け、目上の方に向け、3つのタイプに分けて実際に結婚報告の年賀状に使える文例を紹介します。

結婚式に列席していただいた方向けの文例

新年おめでとうございます
昨年は私たち2人の結婚式にお越しいただきありがとうございました
おかげさまで夫婦として初めてのお正月を迎えることができました
皆様の温かい祝福を励みに素敵な家庭を築いていきたいと思います
本年が皆様にとってより良い年でありますように
令和〇年元旦

基本的には次の構成で成り立っています。
①新年のご挨拶:「謹賀新年」「明けましておめでとう」などの基本的な挨拶を書きます。
②感謝の言葉など:「昨年は私たちの結婚式にお越しいただき、温かい祝福の言葉をかけてくださって本当にありがとうございました」「おかげさまで新生活にも慣れ、楽しい毎日を送っています」など、結婚式に参加してくれたことへの感謝の気持ちを述べます。
③締めのご挨拶:「親しいお付き合いのほどよろしくお願いいたします」「幸多き一年になりますことをお祈り申し上げます」など、今後のお付き合いをお願いする言葉や、相手の幸せを願う言葉を書きます。
④日付:日付は省略されることも多いです。記載する場合は、「令和〇年 元旦」や「令和〇年1月1日」などさまざまです。

結婚式に列席できなかった方向けの文例

謹賀新年
私たちは昨年〇月〇日に結婚し 2人での新たな人生をスタートしました
これからは2人で力を合わせて 温かい家庭を築いていきたいと思いますので
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます
近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください
本年もどうぞよろしくお願いいたします
令和◯年元旦

結婚式に列席していただいた方向けの文例と大きく変わりありませんが、②の部分を「結婚報告」に言い換える必要があります。「私たち結婚しました」「2人で新しい人生を歩み始めました」など簡単な一言を添えても良いです。

また、「ご報告が遅くなりましたが、昨年〇月〇日に結婚いたしました」「ご報告が遅くなりましたが」など、一言お断りをしたうえで、簡潔に結婚報告をしましょう。

目上の方(上司、仲人、親戚)に向けた文例

謹賀新年
昨年は私どもの結婚に際しまして 多大なご配慮をいただき誠にありがとうございました
未熟な2人ですが 今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます
令和〇年元旦

基本的な構成は結婚式に列席していただいた方への文例と同じですが、少しかしこまった文章で記載するのがポイントです。
①新年のご挨拶:「謹賀新春」「謹んで新春のお慶びを申し上げます」など、「謹む」の言葉が入っているとよりかしこまった印象になるのでおすすめです。
②感謝の言葉または結婚報告など:「私どもの結婚に際しましてはひとかたならぬご厚情をいただき誠にありがとうございました」「私たちは〇月〇日に結婚し新しい人生の一歩を踏み出しました」など、結婚式に列席していただいた方には感謝の言葉を、結婚報告をする場合には日付を添えて記載しましょう。また、「現在は2人で新しい生活をはじめ力を合わせて頑張っています」など、一言付け加えても良いですね。
③締めの挨拶:「ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」など、締めの言葉を添えます。
④日付

注意すべきポイント

日頃お世話になっている方々へかしこまって新年の挨拶をする年賀状には、相手へ失礼のないように書く必要があります。デザインや文章の構成が大まかに決まったら、次の2つのポイントにも注意をしましょう。

区切りを意味する『句読点』は使わない

「、」「。」の句読点は「区切り」を表すものです。「終わり」や「切れる」といったイメージを抱きやすい方が多く、年賀状に句読点を使うことは失礼にあたります。結婚報告を兼ねた年賀状では、幸せが途切れないことを願って「区切り」を意味する句読点の使用は控えましょう。

しかし、年賀状の文章を書く際、長文になってしまい、読みにくくなってしまう場合もあるでしょう。その場合は、スペースや改行をうまく使いバランスをとるのがポイントです。

縁起の悪い『忌み言葉』は避ける

「終わる」「無くす」「悪い」などといった言葉を「忌み言葉」といいます。不幸を連想させるので、お祝い事では避けたほうが良いとされています。相手に不快な思いをさせないよう、年賀状での使用も避けたほうが無難です。

忌み言葉の中には「去る」もあり、「去年」の使用はマナー違反となります。「旧年」や「昨年」などの言葉を使用しましょう。「忌み言葉」の中には言い換えることのできるものもあります。どうしても使用する場面があった場合は、言い換えなどで表現すると良いでしょう。

結婚報告の年賀状におすすめのテンプレート・デザインの選び方

年賀状を送る相手や、使いたい写真によっておすすめのテンプレート・デザインをご紹介します。
結婚式当日・結婚式の前撮りや、新婚旅行の二人のお気に入りの写真を使って結婚報告の年賀状を作りましょう。

親しい人に送るのにおすすめのデザイン

親しい友人に送る年賀状は、カジュアルなデザインを選んでも問題ありません。
洋装には洗練された洋風デザイン、和装には厳かな和風デザインといった、写真の衣装に合わせてデザインを選ぶのもよいですね。

幅広い人に送るのにおすすめのデザイン

1つのデザインで幅広い人に年賀状を送りたい場合は、シンプルな和風デザインなど、落ち着いたデザインを選ぶのがよいでしょう。
目上の方や年配の方に送る場合は、写真なしのデザインを選ぶのもおすすめです。

お気に入りの写真をたくさん入れられるデザイン

結婚式や新婚旅行で撮影したお気に入りの写真をたくさん入れたい!という場合は、写真を複数枚入れられるテンプレートを選びましょう。
1枚は2ショットを選び、他の写真には指輪や小物などを配置しても、おしゃれに仕上がります。

結婚報告には写真あり年賀状がおすすめ!そのメリットは?

結婚したり出産したりすると、年賀状に結婚式の写真や子どもの写真を載せてデザインする方も多いものです。
家族ができると「結婚相手の顔も覚えてもらいたい」「2人の記念として送りたい」という気持ちが芽生え、写真ありの年賀状を選ぶ傾向にあるようです。

写真あり年賀状の場合は結婚式に参加できなかった方にも雰囲気を伝えられる

写真あり年賀状にはいろいろなデザインやレイアウトがありますが、結婚報告を兼ねている場合は、ウエディング用のデザインを利用するのが一般的です。
普通の写真ありデザインに比べてより華やかで美しい年賀状が作成できます。
結婚式に参加した方はもちろん、参加できなかった方にも、そのときの雰囲気を伝えられます。
また、写真ありの年賀状は相手に結婚を報告するだけでなく、2人の結婚記念として残しておくというのもおすすめです。干支のイラストのないデザインを選び、玄関のウェルカムスペースなどに飾っておくのも素敵です。

結婚報告では写真なし年賀状がいい場合もある?そのメリットとデメリット

結婚報告を兼ねて年賀状を送る場合、写真ありのほうがよりイメージがわかりやすいと思う方も多いかもしれません。
しかし、写真なしの年賀状にも、写真ありの年賀状同様にメリットがあります。また、写真なしのほうが良いということもあるので、あわせてチェックしておきましょう。

写真なし年賀状のメリット:デザインの幅が広がること

写真なしの年賀状は、写真ありの年賀状と違って、記載したい文章を自由にカスタマイズできるのがメリットです。
干支のイラストと文章をバランスよく入れたり、昨年お世話になった感謝の気持ちや新年の挨拶など、長い文章を入れたりすることも可能です。
自由度が高いというのは、年賀状のデザインにこだわりたいと思っている方にとってメリットと言えるでしょう。

写真なし年賀状のデメリット:結婚報告の印象が薄れてしまうこと

年賀状は新年の挨拶がメインであるということはわかっていても、送る側からすれば、やはり「結婚したことを報告したい」という気持ちがあるものです。
その点、写真なしの年賀状は文字とイラストだけで構成するため、結婚報告としてはやや印象が薄くなってしまう恐れがあります。

年賀状の写真あり・写真なしは送る相手に合わせる

年賀状の写真をありにするかなしにするかは、送る相手に合せて選ぶのがおすすめです。
それぞれにメリットと送る際の注意点があるため、決めかねるかもしれません。
どうしても決められないという場合は、写真あり・写真なしの両パターンを作り、そのうえで、相手に合わせて写真ありの年賀状となしの年賀状を選んで送るとよいでしょう。
大切な結婚報告の年賀状ですので、ぜひ、送る相手に喜んでもらえるものを作ってくださいね。

まとめ

年賀状での結婚報告はマナー違反ではありません。注意すべきポイントを押さえれば、誰でも簡単に結婚報告を兼ねた年賀状を作成することができます。写真付きの年賀状であれば、結婚式の思い出を共有でき、より印象深い年賀状になるはずです。しかし、文章やデザインなど、迷ってしまうことも多いでしょう。

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大切な方への結婚報告、相手に喜んでいただけるような年賀状が作りたいですね。

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よくあるご質問

年賀状で結婚報告をするとき、写真あり・写真なしどちらが良いですか?

結婚式に参加した方はもちろん、参加できなかった方にも、そのときの雰囲気を伝えられる『写真あり年賀状』
写真を入れない分、昨年お世話になった感謝の気持ちや新年の挨拶などの長い文章を入れられる『写真なし年賀状』

どちらにもメリットがありますので、写真をありにするかなしにするかは、送る相手に合せて選ぶのもおすすめです。

その他、こちらの記事内では結婚報告の年賀状に沿える文例などもご紹介しています。

結婚報告の年賀状にはどんな文例がいいでしょうか?

「私たちは昨年◯月◯日に結婚いたしました これからも二人で力を合わせて温かい家庭を築いていきたいと思います 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます」 このような文例はいかがでしょうか。
他にもこちらでいくつかご紹介しています。

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