年賀状が余ったときはどうする?無駄にしない活用方法をご紹介

公開日:2024年1月25日

年賀状が足りなかったら困ると思って多めに買ったら、余ってしまったという経験はありませんか?毎年余らせてしまって、年賀状がたくさん溜まってしまっている方も、その年賀状を無駄にしない方法があります。

ここでは、余った年賀状の活用方法をご紹介します。数年前の年賀状でも大丈夫なので、ぜひ余った年賀状を有効活用しましょう。

年賀状が余ったときの活用方法

年賀状が余ったときの活用方法は4つあります。

  • 郵便局で切手やはがきと交換する
  • 金券ショップに持っていく
  • 懸賞用はがきや普通のはがきとして使用する
  • ボランティア団体に寄付する

それぞれポイントがあるので1つずつ確認をしていきましょう。自分に合った活用方法を見つけてください。

郵便局で切手やはがきと交換する

年賀状が余った場合、郵便局で交換手数料を払うと切手や普通はがきに交換してもらうことが可能です。それぞれにかかる交換手数料はこちらです。

  • 切手・通常はがき 1枚5円(100枚以上の場合は1枚10円)
  • 往復はがきや郵便書簡 1枚10円(100枚以上の場合は1枚20円)
  • レターパック 1枚42円(100枚以上の場合は1枚60円)
  • 10円未満の切手や通常はがき 合計額の半額(100枚以上の場合は1枚10円)

郵便書簡とはミニレターとも言われるもので、便箋と封筒が一体化したもので、63円の切手が印刷されています。郵便書簡の重さを含めて25g以内の郵便物なら送ることができるため、定形郵便(84円)よりも安く送ることができます。

レターパックはA4サイズ、4kgまでなら全国一律料金で送ることができ、追跡サービスで配達状況を確認することもできます。

また、ゆうパックの送料は切手で支払うこともできます。はがきを使う機会が少ない方は、切手に交換してゆうパックの送料として活用するのも良いでしょう。

金券ショップに持っていく

金券ショップに持っていくと現金での買取が可能です。ただし、年賀状の取り扱いがない場合や書き損じ、料額印面に汚れがあると買取してもらえないことがあるため、事前に確認をしましょう。

年賀状は売るタイミングが重要で、販売開始から日が経つほど買取価格が下がってしまいます。その場合、買取価格も考慮した上で、郵便局で通常はがきや切手に交換してから金券ショップに持っていく方がお得になることもあります。

また金券ショップでは、はがきよりも切手の方が換金率が良いことが多いため、買取前に確認してみるのも良いでしょう。

懸賞用はがきや普通のはがきとして使用する

余った年賀状はお正月を過ぎても、通常はがきと同じように使用できます。

通常はがきとして使用するのに抵抗がある場合、懸賞用はがきとして使用するのがおすすめです。年賀状には、お年玉抽選くじがついているため懸賞と合わせて当選のチャンスを狙えます。

普段、懸賞に応募しない方も余った年賀状を活用して挑戦するのはいかがでしょうか。

ボランティア団体に寄付する

余った年賀状をボランティア団体に寄付できることをご存じでしょうか。福祉関連の民間団体やNPO法人では余った年賀状や書き損じはがきなどを募っています。

集めたはがきは換金して、発展途上国へのワクチンや生活支援、教育支援などの資金に充てられます。
※寄付できる主なボランティア団体はこちらの記事からご確認ください。
https://nenga.n-pri.jp/tips/tips23

印刷済みの年賀状が余った場合の交換方法

印刷済みの年賀状が余った場合も、郵便局で書き損じはがきとして手数料を払って交換可能です。交換できるものは、切手・普通はがき・往復はがき・郵便書簡・レターパックで、当年度発行の年賀状の販売期間中であれば、年賀状との交換も可能です。

手数料として1枚あたり5円の手数料がかかります。1回の交換枚数が100枚以上の場合、1枚あたり10円の手数料になるので注意しましょう。

また、郵便局の年賀状印刷やお手軽年賀の商品が余った場合は、購入金額から印刷代金などを引いた料額分での交換になります。

余った年賀状を無料で交換してもらえる条件

年賀状の交換は手数料がかかりますが、無料で交換できることがあります。無料交換には条件があり、無料で交換できる期限もあります。無料で交換できたのに、期限が過ぎてしまったということがないように、しっかり確認しておきましょう。

年賀状購入後に喪中になったとき

年賀状を購入した後に近親者がなくなったときは、無料で交換してもらうことができます。作成済みの年賀状も喪中の場合は無料交換可能です。交換してもらえるものは以下です。

  • 切手
  • 普通はがき・往復はがき
  • レターパック
  • 郵便書簡

交換方法は、窓口で喪中になったことを伝え、指定用紙に本人の氏名、住所、亡くなられた方との続柄を記入します。

交換できる期間は、年賀状の販売開始日から販売期間終了日までで、期限を過ぎると手数料がかかるため注意しましょう。

購入したはがきの種類が間違っていたとき

年賀状には、たくさんの種類があるため種類を間違って購入してしまうことがあります。購入した年賀状の種類が間違っていたとき、同じ年度の年賀状を別種類へ交換する場合は無料交換が可能です。

無料交換は未使用の年賀状に限りますが、インクジェット写真用は、パックを開封してしまうと無料交換の対象になりません。また、広告付きはがき、四面連刷、オリジナル年賀はがき、お手軽年賀、年賀状印刷での印刷済みのはがきは無料交換の対象外になります。

交換するはがきによっては、手数料は無料でも別途代金が発生する場合があるため、交換前に確認をしましょう。

交換期間は年賀状の販売期間中で、切手や通常商品への交換する場合は手数料がかかるため注意しましょう。

余った年賀状を使用する時の注意点

余った年賀状は普通のはがきとして使用できますが、使用するときに注意することがあります。はがきの到着が遅れてしまったり、トラブルの原因にもなるため、しっかりと確認しておきましょう。

年賀マークを消す

余った年賀状を普通はがきとして使用する場合に注意することがあります。それは、料額印面に印刷されている「年賀」の文字を二重線で消すことです。

年賀状の受付期間中に、年賀マークを消さずに投函してしまった場合、翌年の元旦に到着してしまう可能性があります。消し忘れには注意しましょう。

目上の人には使わない方が良い

年賀状を普通はがきのように使う場合、目上の人に送ったり、フォーマルな場面で使用したりするのは避けましょう。二重線を引いているはがきを受け取ると、気分良く思わない方もいます。

できるだけ、懸賞などのはがきとして使用する方が無難でしょう。

余った年賀状の交換期限

余った年賀状を通常商品に交換する場合、交換期限はありません。5年前や10年前の過去の年賀状も交換可能です。

また、年賀状のお年玉くじの当選発表後でも交換できます。お年玉賞品はその年によって異なりますが、現金や電子マネー、ふるさと小包や切手など、さまざまなものがあります。

急ぎでなければ年賀状のお年玉くじの当選発表を待ってから交換するのが良いでしょう。

余った年賀状でできないこと

余った年賀状を有効活用できることがわかりましたが、できないこともあります。できないことを先に知っておくと、余った年賀状を活用するときに困りません。確認していきましょう。

翌年の年賀状との交換

年賀状は販売期間を過ぎると普通はがきと同じ扱いになります。そのため、昨年の余った年賀状を今年の年賀状と交換することはできません。

余った年賀状は、通常商品との交換か販売年度の年賀状のみ販売期間中に種類交換が可能です。

料額印面に汚れがあるものの交換

料額印面に汚れがある場合は投函していない場合も、交換できません。料額印面とは宛名面の郵便料金を示す印のことです。料額印面の汚れは、はがきに消印しているのと同じ扱いになるため交換ができないのです。

しかし、少しの汚れの場合は交換してもらえることもあるため、迷ったら窓口で確認してみましょう。料額印面は汚さないように注意が必要です。

まとめ

年賀状が余ったときの活用方法についてご紹介しました。年賀状作成の時に、足りなくなったら困ると思って多めに買ってしまうことがありますが、余った年賀状も使えるので安心です。

余った年賀状の交換には期限がありません。また、郵便商品との交換以外にもさまざまな活用方法があります。ぜひ、自分に合った方法で家に眠っている年賀状を有効活用してみませんか。

この記事を書いた人

しまうまプリント年賀状担当スタッフ

2010年に年賀状印刷サービスを開始以来、数多くのお客様に愛され、しまうまプリントの会員登録数は500万人を突破!年賀状に関するあらゆる情報をわかりやすくお届けします。

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