年賀状で七五三を報告するときの写真の選び方や文例を紹介

七五三の写真を撮影したので、年賀状で使おうと考える方も多いのではないでしょうか。

年賀状で七五三を報告する場合、写真の選び方や文章の書き方など気にすべき点がたくさん出てきます。写真は七五三や年賀状の雰囲気に合うものを選ぶ、文章は挨拶文に一言添えるというように、ひとつずつ気になる点を解決し子どもの晴れ姿を報告しましょう。

本記事では、年賀状で七五三を報告する際の注意点や写真の選び方、文例などを紹介します。

年賀状で七五三を報告する際は相手や時期に注意

年賀状で七五三を報告する際は、送る相手や時期に注意が必要です。
子どもの成長を喜んでくれる相手なのかや喪中時の対応など、どのように配慮するべきか注意点を確認しましょう。

年賀状で七五三を報告することは問題ない

年賀状で七五三を報告すること自体は、一般的に問題ありません。
七五三は子どもの成長をお祝いするおめでたい行事のため、年賀状に使用する写真としてふさわしいでしょう。特に和装で撮影された七五三の写真は、年賀状に使用すればお正月の和の雰囲気を演出できます。
子どもの成長を感じてもらいたい相手への近況報告として、年賀状での七五三の報告はおすすめです。

七五三の年賀状を送る相手には注意しよう

七五三の年賀状を送る場合、送る相手は選ぶようにしましょう。

何も考えずに全員に七五三の年賀状を送ると、中にはあまりよく思わない人もいる可能性があります。不妊治療中で子どもに関することは配慮が必要な人には送らないようにしましょう。

喪中の場合は七五三に限らず年賀状を出さないほうがいい

喪中の場合は、七五三の報告に限らず年賀状自体を出さないほうがいいでしょう。ただし、忌中期間の49日が過ぎていれば、七五三の参拝は行ってもいいと言われています。

喪中期間に七五三の参拝をして報告したい場合は、年賀状ではなく寒中見舞いであれば報告可能です。

近年、寒中見舞いは喪中で年賀状が出せない場合や年賀状を出し遅れてしまって三が日に届けられなかった場合に出すことが多くなっています。寒中見舞いであれば年賀状のように喪中に出すのを控えるマナーはないため、挨拶として七五三の報告をしても問題ありません。

年賀状で使う七五三の写真の選び方

七五三の写真を年賀状で使う場合、写真の選び方にも注意してください。年賀状を送った相手に喜んでもらえるよう、映る人や雰囲気に配慮して選びましょう。

ここでは、年賀状で使う七五三の写真を選ぶときに注意すべき点を3つ解説します。

子どもだけの写真と家族写真は相手によって判断する

年賀状で使う七五三の写真は、相手によって子どもだけの写真と家族写真のどちらがいいか判断するようにしましょう。

親族や子どもに会ったことがある親しい友人など、子どもの成長を喜んでもらえる相手には子どもだけの写真でも楽しんでもらえます。逆に子どもと会っていない相手に出す場合は、出す本人も写っている家族写真のほうが受け取る側により喜んでもらえるようです。

年賀状を2種類作成するのが大変でどちらかに統一したい場合は、家族写真にするとどの相手にも受け入れてもらいやすいでしょう。

かしこまった雰囲気で子どもの表情がいい写真を選ぶ

年賀状に使う七五三の写真の雰囲気は、かしこまっていて子どもの表情がいい写真を選びましょう。撮影時の裏側やふざけているときの表情は自然でかわいいかもしれませんが、お正月の挨拶に使うにはあまりふさわしくありません。

ご年配の方を含めた幅広い年代の不特定多数に送る場合は、ある程度かしこまった写真のほうが好まれます。受け取り方は人によってさまざまなため、どんな人が受け取っても問題ないようかしこまった雰囲気でいい表情の写真を選ぶようにしましょう。

刀は問題ないが心配ならほかの小道具を

男の子の七五三では、男として社会の一員になるという意味から刀を持って撮影することが多くあります。

年賀状に刀を持った写真を使用していいのか不安になるかもしれませんが、使ってはいけないという決まりはありません。もしどうしても心配な場合は、和傘や千歳飴などほかの小道具を刀の代わりに持って撮影すると安心です。

年賀状に七五三の写真を使う場合の撮影のタイミングは?

年賀状に七五三の写真を使う場合、撮影のタイミングはなるべく早いほうが余裕を持って作成できます。

もしフォトスタジオの後撮りで撮影が遅くなる場合は、以下の点に注意するようにしましょう。

フォトスタジオの写真を使うならデータの納期に注意する

フォトスタジオの写真を使う場合、データの納期は撮影するフォトスタジオによって異なります。混み合っている場合は写真の納期が遅くなる恐れもあるため、事前に確認するようにしましょう。

七五三の参拝をするのは多くが11月15日前後で、参拝当日に写真を撮影する場合でも年賀状を作成するにはスケジュールにあまり余裕がありません。後撮りの場合はさらに余裕がなくなります。

状況によっては年賀状がお正月に間に合わなくなる可能性もあるため、データの納期は必ず確認しておくようにしましょう。可能であれば前撮りで撮影したほうが、余裕を持って年賀状が作成できます。

撮影時には年賀状で使うことを伝えておく

フォトスタジオの写真を使用して年賀状を作る予定であれば、あらかじめ年賀状に使うことをフォトスタジオのスタッフに伝えておきましょう。

いつ頃までに撮影したら良いか、も合わせて確認するとより確実です。スタッフに伝えておくと、フォトスタジオ側も納期を意識して対応してもらえるでしょう。

心配なら短い納期で受け取り可能なスタジオで撮影する

フォトスタジオによっては、短い納期で写真データの受け取りが可能なスタジオも存在します。写真が間に合うか不安な場合は、納期が短く早めに受け取れるフォトスタジオを選ぶようにしましょう。撮影当日~3日以内にデータがもらえるフォトスタジオを選べば安心です。

フォトスタジオで年賀状も依頼すれば確実に間に合う

スケジュールが間に合うかどうしても心配な場合は、フォトスタジオで年賀状印刷も依頼するのが確実です。

年賀状印刷を依頼した場合の納期を確認してから撮影を予約すると、スムーズに作成できます。ただし、自身で作成するよりも年賀状作成・印刷費用はかかる点には注意してください。

年賀状のデザインテンプレートの選び方

年賀状のデザインテンプレートは、あまり目立たない色のフレームを選べば人物や和装が引き立ちます。写真自体が華やかなので、フレームは目立ちすぎない色にした方が、写真がより引き立ちます。和風の年賀状にしたい場合も、控えめなフレームや単色のフレームでちょうどいいバランスを保つようにしましょう。

年賀状で七五三を報告する場合の一言メッセージの文例

七五三の報告は、年賀状の挨拶に一言添えて伝えるようにしましょう。お祝いをもらっている場合は、そのお礼も伝えるとより感謝の気持ちを伝えられます。

ここでは、年賀状で七五三を報告する場合の一言メッセージの文例をご紹介します。

七五三を報告する一般的な文例

七五三を報告する場合の一般的な年賀状の文例は以下のとおりです。

・早いもので〇〇(子どもの名前)も〇歳になり七五三を迎えました
・おかげさまで〇〇(子どもの名前)は無事七五三を迎えることができました
・昨年◯◯(子どもの名前)は七五三を迎えました

年賀状の挨拶の言葉に一言添えて、記載するようにしましょう。子どもの名前をしっかり記載すれば、受け取る側は誰が七五三を迎えたのかを混乱せずに認識できます。

七五三のお祝いをもらっている場合の文例

七五三のお祝いをもらっている場合は、報告と合わせてお礼も忘れずに記載するようにしましょう。

七五三のお祝いをもらっている場合の文例は、以下のとおりです。

・その節はありがとうございました
・心よりお礼申し上げます
・〇〇(子どもの名前)の七五三のお祝いにお心遣いをいただきありがとうございました

大げさになりすぎない程度で、簡潔にあらためて感謝を伝えるようにしてください。

七五三の写真を年賀状に印刷する方法

七五三の写真を年賀状に印刷するには、自宅で印刷する方法と年賀状印刷サービスに依頼する方法があります。それぞれの方法について、メリットやデメリットなどを詳しく解説します。

自宅で印刷する

自宅で印刷する場合は、費用がプリンタのインク代のみで済むため最小限のコストで印刷可能です。デザインも自身で選んで作れるので、オリジナリティ溢れる年賀状が作成できます。自分で作るので、出すまでの期間がギリギリでも作成できないことはありません。

ただし、あまりこだわりすぎると手間がかかり、印刷し終わるまでに時間を要します。仕上がりもプリンタの性能やはがきの種類に影響され、思ったような仕上がりにならないこともよくあるため注意してください。

自宅で写真を印刷するときは、インクジェット紙ではなくインクジェット写真用の年賀状を使うとよりきれいに印刷できます。

家庭用プリンタで印刷した写真の仕上がりに満足できるなら、自宅で印刷するのも選択肢のひとつとしていいでしょう。

ネットの年賀状印刷サービスに依頼する

ネットの年賀状印刷サービスに依頼するという方法もあります。

ネットの年賀状印刷サービスに依頼すれば、自宅で印刷するよりも時間も手間もかかりません。家庭用プリンタより高品質に写真を印刷できるため、自宅で印刷するよりもきれいな仕上がりです。ただし、その分自宅で印刷するよりコストはかかります。

その点、しまうまプリントなら送料・宛名印刷・投函代行が無料であるため、コストを抑えながら依頼することができます。依頼した後はそのまま投函まで対応可能、作成後の手間もかかりません。デザインテンプレートが豊富なだけでなく、仕上げも銀塩プリント印刷の「写真仕上げ」が選べるため、より鮮やかで高画質な仕上がりになります。

七五三の年賀状印刷は、コストを抑えつつ写真がきれいに印刷できる年賀状印刷サービスがおすすめです。

まとめ

年賀状での七五三の報告は懸念点が多くありますが、送る相手や写真選びを間違えなければ快く受け取ってもらえるでしょう。自宅で印刷するよりも、年賀状印刷サービスに依頼したほうが手間や時間を削減できてより満足のいく仕上がりになります。

七五三の撮影をする前から、年賀状の作成も念頭に置いて行動すると年の瀬に慌てることなく作成できます。

年賀状で七五三を報告する場合のポイントを押さえて、心置きなく子どもの晴れ姿を報告しましょう。

この記事を書いた人

しまうまプリント年賀状担当スタッフ

2010年に年賀状印刷サービスを開始以来、数多くのお客様に愛され、しまうまプリントの会員登録数は500万人を突破!年賀状に関するあらゆる情報をわかりやすくお届けします。