年賀状で出産報告をする際に気をつけたいマナーと使える例文を紹介
文例は「〇月に新しい家族の〇〇が加わり にぎやかな新年を過ごしております」といったメッセージを添えましょう。
また、年賀状はあくまでも新年の挨拶が主役。産後の報告は早めの挨拶状やメールが望ましいため、産後数か月過ぎてから年賀状で報告する場合は、「ご報告が遅くなりましたが」と一言添えるとスマートです。
このページのコンテンツ
- 年賀状で出産報告するときのポイント
- 出産報告のタイミングに気を付ける
- 「写真あり」「写真なし」の2パターン用意する
- 出産予定日が年末の場合は出産前に準備しておく
- 赤ちゃんの名前や誕生日を入れる
- 手書きメッセージを添える
- 差出人は連名にする
- 年賀状で出産報告するときの注意点
- 出産報告がメインにならないようにする
- 『相手によっては写真を載せない
- 『やり過ぎ』なデザインに気を付ける
- 相手が喪中の場合は出産報告を避ける
- 自分が喪中の場合も出産報告は避ける
- 年賀状の基本マナーに気を付ける
新年の挨拶に加え、近況報告の役割も担う年賀状。赤ちゃんが生まれた年には、出産報告を兼ねた年賀状を作成したいという方も多いでしょう。ただし出産はデリケートな話題でもあるため、作成の際にはいくつかの注意が必要です。
本記事ではマナーを踏まえた上での年賀状の作成方法や困った時に使える例文、赤ちゃんや家族写真を上手に撮影するコツをご紹介します。年賀状で出産報告するときの注意点もご説明しますので、是非素敵な年賀状を作成してみてください。
年賀状で出産報告してもいい?
年賀状で出産報告をするのは決して失礼にはあたりません。ただし身内や親しい間柄、出産祝いを贈ってくれた方へは、体調が落ち着く産後1〜2か月以内に挨拶状やメールで報告し、その後年賀状で正式に報告するのがベターです。もし年賀状で初めて出産報告をする場合は「ご報告が遅れましたが」と一言添えると印象が良いでしょう。
相手の状況によっては出産の話題を不快に感じてしまう場合もあり、日頃の関係性によっては、失礼な印象を与えかねないため、年賀状での出産報告には注意が必要です。おめでたい新年に相手に嫌な思いをさせてしまわないよう、まずは出産報告を兼ねた年賀状を送るべき相手と、送らない方がよい相手を確認しましょう。
出産の年賀状を送るべき相手
日頃あまり交流のない相手には、年賀状でさりげなく出産報告を添えるのが自然です。年賀状とは別にかしこまった挨拶状を送ると、相手に「お祝いを用意したほうがいいのかな」といった気遣いをさせてしまうことがあるため、年賀状の一文で伝えるくらいがちょうどよいかもしれません。
プライベートでお付き合いの長い方やお世話になっている方へ送る場合は、報告が遅れたことを一言添えるとよいでしょう。また、相手が出産に対して不快な思いをしないかの状況を見極めた上で送ることも大切です。
既に出産の報告を済ませた身内や親しい間柄の方への年賀状には「元気に成長しています」などと報告をすると喜ばれます。出産予定日が11月〜12月の方は、あらかじめ出産報告の年賀状を作成しておくと、出産後に余裕をもって送ることができます。
出産の年賀状を送らない方がよい相手
取引先や上司などビジネス関係の方へ送る年賀状は、新年のお祝いと昨年の感謝を伝える内容に留めましょう。プライベートでお付き合いのあるビジネス関係者には報告をしても問題ありませんが、一言添える程度が好印象です。
また不妊治療中の方や赤ちゃんの悩みを持つ方にとって、出産はとても繊細な話題です。出産報告はしてはいけないことではありませんが、相手の状況を把握していないケースも多いため、写真を載せないのがベターです。
相手が喪中の場合は、年賀状を送らないのがマナーです。寒中見舞いで報告するか、翌年の年賀状まで待って出産報告するなど、相手の気持ちに配慮しましょう。
出産予定の場合は親しい間柄の方のみに送る
出産予定日を年賀状でお知らせする場合は、身内やごく親しい間柄の方のみにとどめた方が無難です。
万が一、報告後にトラブルがあった場合、相手に気を遣わせてしまう可能性があり、お互いにとって負担になることもあるためです。
どうしても出産予定日を年賀状に書きたい場合には、早くとも安定期を過ぎてから「○月に2人目が生まれる予定です」などと一言添える程度に留めます。年賀状のメインが出産予定日の報告にならないように心がけましょう。
年賀状で出産報告するときのポイント
出産報告を兼ねた年賀状は、新年のおめでたさに赤ちゃんの誕生報告が重なり、受け取る方の喜びもひとしおのことでしょう。ここでは、より赤ちゃんの可愛らしさが伝わり、親しみのわく年賀状にするためのポイントをご紹介します。年賀状に記載する赤ちゃんの名前と写真、添え書きなど、年賀状で出産報告するときのポイントを見ていきましょう。
出産報告のタイミングに気を付ける
通常、親戚や親しい友人などへの出産報告は、年賀状とは別に行います。
産後1か月が経過し、母子ともに体調が落ち着いてから、挨拶状などで報告を行うのがマナーとされています。事前にお祝いをいただいた方には、産後1〜2か月を目処に出産報告をしましょう。
年賀状で出産報告を行う場合は、産後早めにメールや電話で報告し、年賀状で正式に報告するというケースが増えています。
普段あまり連絡を取らない方には、報告が遅れたことについてのお詫び文を添えて年賀状で出産報告すると良いでしょう。
「写真あり」「写真なし」の2パターン用意する
出産報告を年賀状で行う場合、赤ちゃんの写真を入れたいと思う方も多いと思います。
しかし、上司や取引先などビジネス関係の相手に写真入りの年賀状を送ることは、失礼にあたる場合もあります。
「写真あり」、「写真なし」の2パターンのデザインを作成し、相手によって使い分けられるようにすると便利です。目上の方に出産報告の年賀状を送る場合は、写真なしのデザインを選び、年賀状の基本マナーや言葉遣いなど失礼のないようにしましょう。
「2パターンのデザインで、出産報告の年賀状を一から作成するのはちょっと大変…」という方には、しまうまプリントのデザインテンプレートがおすすめです。豊富なデザインの中から「写真あり」「写真なし」の年賀状を簡単に作成する事ができます。
出産予定日が年末の場合は出産前に準備しておく
出産前後は体調が安定せず、年末はなにかと慌ただしくなるため、年賀状を書く時間が思ったように取れないかもしれません。
出産予定日が年末の場合は、前もって出産報告の年賀状を作成しておくと、出産後に余裕をもって準備することができます。
デザインをあらかじめ決めておき、赤ちゃんの名前や写真を入れるだけの状態にしておいたり、名簿リストを更新して置いたりすると、年賀状作成がスムーズに進むのでおすすめです。
赤ちゃんの名前や誕生日を入れる
出産報告の年賀状を送るときは、赤ちゃんの名前や性別、生まれた日も記載しましょう。名前にはふりがなを振ると丁寧です。
年賀状に赤ちゃんの名前が書いてあると、受け取った相手も名前を思い出しやすくなります。また、「お近くへお越しの際は、ぜひ遊びに来てください」など、手書きのメッセージを添えると赤ちゃんが産まれたことの喜びが伝わります。
親しい間柄の相手であれば、生まれたころの写真や出産時の身長、体重を入れても良いでしょう。
手書きメッセージを添える
産後は何かと忙しく、赤ちゃんのお世話で手一杯という方も多いかもしれませんが、もし時間が取れるのであれば手書きのメッセージを書いてみてください。
最近では印刷された年賀状を送る方がほとんどですが、手書きのメッセージを添えることで、赤ちゃんが生まれた喜びやお世話になった方への感謝の気持ちがより伝わります。
親戚や親しい友人への年賀状などで赤ちゃんの写真を入れる場合は、吹き出しをつけて赤ちゃんからのメッセージとして書くと親しみやすいイメージになります。
差出人は連名にする
年賀状で出産報告をする場合、差出人名は夫婦の連名にするのが一般的なマナーです。
子どもの名前を書く際は、両親の名前の後に並べて書きましょう。名前の漢字は読めない場合も多いため、子どもの名前にはフリガナを入れると丁寧な印象になります。
夫婦どちらかが普段の交流の中心となっている相手宛でも、家族としての報告である以上、連名で出す方が失礼がありません。宛名面や裏面のデザインによっては名前の配置スペースが限られる場合もあるため、レイアウトのバランスを見ながらどちらかに必ず差出人名を記載しましょう。
年賀状で出産報告するときの注意点
年賀状の本来の主旨は、新年を祝い、昨年の感謝と今後の祈りや願いを伝える挨拶状です。出産報告がメインにならないよう、デザインや年賀状の基本マナーについても考慮することが大切です。ここでは、年賀状で出産報告するときの注意点をご説明します。
出産報告がメインにならないようにする
年賀状は本来、新年の挨拶を目的としたものです。そのため、出産報告はあくまで添える形にし、メインメッセージが新年のご挨拶となるようにまとめましょう。
特に年賀状は相手の家族も目にするものなので、出産報告の文章は控えめな表現を心掛けると安心です。
「おかげさまで無事に出産しました」「新たな家族とともに健やかに過ごしていきたいと思います」といった柔らかい言い回しがぴったりです。写真を載せる場合も、赤ちゃんだけが大きく目立ちすぎないようにデザインを調整し、相手に配慮した構成にすることがポイントです。
相手によっては写真を載せない
相手によっては赤ちゃんの写真を載せないほうがよい場合もあります。
子どものいない方や不妊治療中の方には、写真をのせることで不快に思われてしまう可能性があるかもしれません。また、ビジネス関係の方には失礼な印象を与えてしまうこともあるため、相手が余計な気を遣ったり、辛い思いをしたりしないよう十分配慮する必要があります。
『やり過ぎ』なデザインに気を付ける
赤ちゃんの誕生は家族にとって大変喜ばしいことです。出産は大きなライフイベントの1つで、「周囲の方へ赤ちゃんの可愛さをお披露目したい!」という気持ちは誰もが持つものですが、やり過ぎなデザインにならないように注意が必要です。
例えば「赤ちゃんが誕生しました」などの言葉が賀詞よりも大きく、出産報告が前面に出過ぎたデザインでは、年賀状の本来の主旨が欠けてしまいます。年賀状に欠かせない「賀詞」「お礼」「祈り」「願い」などを入れ、出産報告の添え書きは一言添える程度にしましょう。
目上の方へ出産報告をする場合、可愛い過ぎるデザインは不向きです。赤ちゃんに合わせたデザインではなく、受け取る方に合わせたデザインを選ぶことが重要です。
相手が喪中の場合は出産報告を避ける
相手が喪中の場合は、お相手を気遣って年賀状を控えるケースが多く、年賀状での出産報告も避けるのがマナーです。
寒中見舞いでの出産報告を考えている方は、松の内が過ぎる頃にお相手の喪が明けるようであれば、一言添えても良いでしょう。
日頃あまり連絡を取らない方であれば、翌年の年賀状まで待って出産報告するのも一つです。
親戚や普段連絡を取っている方など、どうしても出産の報告をしたい場合は、何かの連絡のついでに伝えると良いでしょう。
自分が喪中の場合も出産報告は避ける
自分が喪中の場合も、年賀状による出産報告は控えるのが基本です。
出産は喜ばしい出来事ですが、喪中の期間はあくまで慎ましく過ごすことが求められます。そのため、年賀状での出産報告は行わず、寒中見舞いやメールなど別の方法を検討しましょう。
メールやSNSで報告する
喪中で年賀状を出せない場合でも、メールやSNSであれば出産報告しても問題ありません。
普段やりとりしていれば、そういった個別連絡が最もスムーズです。文面では「喪中のため年始のご挨拶を控えております」と一言添えると、状況も丁寧に伝わります。
ただし、SNSでの一斉投稿は相手の事情に配慮しづらい点があるため、個別で連絡するか、家族や親しい友人のみの限定公開にすると安心です。
寒中見舞いで報告する
喪中で年賀状を出せない場合でも、時期をずらした寒中見舞いであれば出産報告ができます。寒中見舞いは、松の内(関東では1月1日~1月7日、関西では1月1日~1月15日)が明けてから立春(2月4日頃)までに送る季節の挨拶状です。
「喪中につき新年の挨拶を控えさせていただきました」と前置きを入れ、状況を簡潔に添えるのがポイントです。華やかすぎないデザインを選び、言葉も控えめにまとめることで、相手への気遣いを保ちながら出産報告ができます。
喪が明けてから出産報告はがきを送る
喪中の間に出産した場合は、年賀状や寒中見舞いでの報告を無理に行う必要はありません。喪が明けて落ち着いたタイミングで、あらためて出産報告はがきを送る方法も丁寧で失礼がありません。
文面では「ご報告が遅れましたが」と前置きしたうえで、子どもの誕生をシンプルに伝えると誠実な印象になります。写真入りのはがきなら、相手に気遣いを示しながら明るく報告できます。
年賀状の基本マナーに気を付ける
出産報告を兼ねた年賀状は、赤ちゃんの名前や写真を添えて幸せな雰囲気でいっぱいですが、年賀状の基本的なマナーには十分注意しましょう。
ここからは、押さえておきたい年賀状の基本マナーを解説します。
賀詞を重複させない
「謹賀新年あけましておめでとうございます」と書かれた年賀状を見かけることもあるかもしれません。
しかし、「謹賀新年」と「あけましておめでとうございます」はそれぞれ独立した賀詞のため、2つ書いてしまうと重複にあたります。どちらか一方のみを記載し、賀詞を重複させないように注意が必要です。
目上の方に一文字・二文字の賀詞を使わない
年賀状でよく使われる「賀正」や「迎春」といった二文字以下の賀詞は、お祝いの言葉を省略しているため、目上の人へ送る年賀状には適していません。
目上の人に年賀状を送る場合は、「謹賀新年」や「恭賀新年」といった四文字以上の賀詞や、「初春のお慶びを申し上げます」など文章の賀詞を使うようにしましょう。
句読点を使用しない
普段文章を書く際には、「、」「。」など句読点を使って読みやすくすることが多いですが、年賀状では句読点は使用しないルールがあります。
年賀状で句読点を使用すると、「良いことに区切りを付ける」、つまりお祝いごとを終わらせる意味につながり、縁起が良くないとされるためです。
もし文章が長くなってしまう場合は、スペースを入れたり文章を改行したりして読みやすく工夫すると良いでしょう。
読みやすいフォントを使用するのも効果的です。
忌み言葉を使用しない
忌み言葉とは、「終わる」「去る」「病む」「失う」「滅びる」など悪いイメージを想起させる言葉のことを言います。忌み言葉はネガティブな意味を含み、縁起が悪いことから、新年を祝う年賀状では使用しないほうがよいとされています。
中には「去年(去る)」といったような使ってしまいがちな単語もありますが、「昨年」「旧年」など、他の単語に置き換えたり、ひらがなに置き換えたりするのが一般的です。
書き損じたら新しい年賀はがきを使う
年末の忙しい最中に年賀状を書いていると、つい塗りつぶして誤字をごまかしたり修正テープを使ったりしたくなるかもしれません。
しかし、お祝いの気持ちを伝える年賀状で修正テープや二重線を使用するのはマナー違反です。もし書き損じた場合は、新しい年賀はがきを使って一から書き直すのが礼儀です。
郵便局で手数料を支払うと、書き損じはがきを新しい年賀はがきなどに交換してもらえるため、書き損じたはがきは捨てずに取っておきましょう。
出産報告の年賀状メッセージの文例
年賀状に出産報告を載せる際に便利な文例をいくつかご紹介します。
親戚へのメッセージ文例
「あけましておめでとうございます
〇月に長女〇〇が誕生いたしました
落ち着いたら顔を見せにお伺いしたいです
本年もよろしくお願いいたします」
友人へのメッセージ文例
「あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
〇月に新しい家族の〇〇が加わり
にぎやかな新年を過ごしております
近くにお越しの際はぜひ遊びに来てくださいね
今年もよろしくお願いいたします」
目上の方へのメッセージ文例
「あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました
私事ではございますが 〇月に新しい家族を授かり
にぎやかな新年を過ごしております
今後とも何卒よろしくお願いいたします」
2人目以降の出産の場合の文例
「あけましておめでとうございます
このたび〇月〇日に2人目が生まれましたのでご報告いたします
名前は「〇〇」で元気な男の子(女の子)です
今後ともよろしくお願いいたします」
「あけましておめでとうございます
〇月〇日に第二子となる男の子(女の子)が無事誕生しました
家族が増えて賑やかなお正月を過ごしております
お近くにお立ち寄りの際はぜひ遊びに来てください」
結婚報告を兼ねる場合の文例
「謹んで新年のお慶びを申し上げます
私事ではございますが 昨年〇月〇日に結婚いたしました
また〇月〇日に新しい家族の〇〇が加わり
家族賑やかにお正月を迎えております
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね」
「新年おめでとうございます
ご報告が遅くなりましたが
昨年結婚いたしましたことをご報告いたします
また〇月〇日に第一子となる男の子(女の子)が誕生しました
まだまだ未熟者の二人ではございますが
本年もどうぞよろしくお願いいたします」
引越し報告を兼ねる場合の文例
「あけましておめでとうございます
〇月〇日第一子となる男の子(女の子)が誕生しました
また下記住所に転居し家族三人で新しい生活を送っております
お近くにお越しの際には ぜひ遊びに来てくださいね」
「謹んで新春のお慶びを申し上げます
〇月〇日に新しい家族の〇〇が加わり
新年早々賑やかに過ごしています
昨年下記住所に転居し 新しい住まいで新年を迎えました
本年もどうぞよろしくお願いいたします」
すでに出産報告をしている場合の文例
「あけましておめでとうございます
昨年中は大変お世話になりました
以前お知らせいたしました通り 私たち家族に新しい命を迎えました
おかげさまで日々健やかに過ごしております
本年も変わらぬお付き合いのほど
どうぞよろしくお願い申し上げます」
「あけましておめでとうございます
昨年は温かいお心遣いをいただきありがとうございました
すでにお知らせしておりましたが
私たちは新しい家族を迎え にぎやかな毎日を送っております
赤ちゃんも元気に育っており家族みんなで楽しく過ごしています
本年もどうぞよろしくお願いいたします」
すでに出産祝いをいただいている場合の文例
「あけましておめでとうございます
昨年は心温まるお祝いをいただき
誠にありがとうございました
赤ちゃんもすくすくと成長し
家族みんなでにぎやかな毎日を過ごしております
本年が皆さまにとって 幸多き一年となりますよう心よりお祈り申し上げます」
「あけましておめでとうございます
昨年はあたたかなお祝いを賜り 本当にありがとうございました
赤ちゃんも元気に大きくなり 私たちも新しい暮らしを楽しんでおります
いただいたお気持ちに励まされ 家族一同前向きに過ごしています
皆さまにとって素敵な一年になりますよう
心よりお祈り申し上げます」
出産報告が遅れてしまった場合の文例
「新年おめでとうございます
昨年〇月〇日第一子となる男の子(女の子)が誕生しました
ご報告が遅れ申し訳ございません
家族が三人になり賑やかなお正月を迎えております
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください」
「あけましておめでとうございます
ご報告が遅れてしまいましたが
昨年〇月〇日に第一子となる〇〇が誕生しました
本年もよろしくお願いいたします」
出産報告の年賀状で使用する写真の選び方
年賀状に写真を載せるのであれば、選りすぐりの1枚を載せたいものです。赤ちゃんの成長はとても早く、顔付きや雰囲気がどんどん変わってくるため、なるべく直近に撮影した写真を選びましょう。
出産報告で使用する写真は、赤ちゃんのみでも、赤ちゃんを含めた家族写真でも構いません。しばらく会えていない方への年賀状には、家族写真を載せると誰から届いた年賀状かわかりやすく、近況報告も兼ねることができます。
しまうまプリントの「出産報告年賀状」ページには、出産報告の年賀状にぴったりのデザインが豊富にそろっています。
赤ちゃんの写真を1枚だけ使うか、家族写真と組み合わせるか迷う場合も、テンプレートを使用することで簡単に本格的な一枚に仕上がります。写真を複数枚載せることができるテンプレートを選び、生まれた頃と直近の写真を比較して「こんなに大きくなりました!」と成長ぶりを報告するのも良いでしょう。
写真撮影のコツ
ここからは、年賀状に載せる赤ちゃんの写真撮影のコツをご紹介します。赤ちゃんの可愛らしい表情や行動を撮って、最高の年賀状を作りましょう。
【月齢別!】赤ちゃんの写真をうまく撮るコツ
赤ちゃんの成長はとても早く、月齢によって撮影できる写真も変わってきます。
年賀状に赤ちゃんの写真を載せるときは、月齢によって写真の撮り方を工夫してみましょう。
1. 生後3ヵ月以内の赤ちゃんは背景を作ってから写真を撮る
生後3ヵ月以内の赤ちゃんは寝ていることが多く、ポーズも限られてきます。そのため、赤ちゃんの寝相を利用した寝相アート風の写真に仕上げると可愛らしい雰囲気を演出できます。
生後3ヵ月以内の赤ちゃんの写真を撮るときは、先に背景の準備をしてから赤ちゃんを寝かせて写真を撮ってください。
生後3ヵ月以内の赤ちゃんを撮影する場合、ポイントは4つあります。
①白いシーツを背景に使う
②室内の明るい場所で撮影する
③連写モードで撮る
④お正月や干支にちなんだ服・小物を使う
明るい場所で白いシーツを使い、またカメラの逆光や露出補正を使って明るさを補正すると、柔らかい雰囲気を演出できます。
フラッシュを使うと赤ちゃんが驚いてしまうので、使わないようにしましょう。
撮影する際は連写モードにして複数の写真を一度に撮影し、その中で一番よい写真を選ぶのがポイントです。
カメラアングルは真上からだけでなく、横や斜めからも撮影すると赤ちゃんの豊かな表情を撮影しやすくなります。
2. 生後4ヵ月以降は赤ちゃんの動きを意識した撮影を
首が据わって動きと表情が豊かになる生後4ヵ月以降は、赤ちゃんの笑顔を存分に引き出せるようにおもちゃを使ってみましょう。特に色合いがはっきりしたおもちゃと音が出るおもちゃが赤ちゃんの興味を引きやすいです。
生後8ヵ月以降の赤ちゃんはますます活発に動き回るため、動きを活かした写真撮影を心がけてみましょう。
赤ちゃんを自由に遊ばせて笑顔を引き出してもよいですし、離れた場所でカメラを構えたまま赤ちゃんの名前を呼んで、こちらへ歩いてくるショットを撮っても元気な様子が伝わります。
両親のどちらかが赤ちゃんと一緒に遊んで、もう一方がカメラを担当する撮影方法も、赤ちゃんの楽しそうな様子を写真に収めたいときに有効です。
家族と一緒に写真を撮るときのコツ
年賀状の写真には、家族と一緒に撮影した写真を選ぶ方法もあります。赤ちゃんを含めた家族写真を撮影するときは、構図や演出を工夫して年賀状にぴったりの1枚を残しましょう。今回は2つの撮影方法をご紹介します。
1. 赤ちゃんを挟んだ三角形の構図で撮影する
両親と赤ちゃんの3人で写真撮影をするときは、赤ちゃんを挟んだ三角形の構図にするとバランスがよくなります。3人で寝転がったり、頬杖をついて赤ちゃんと目線を合わせたりして写真を撮ると、年賀状ならではの特別感が演出できます。
また、家族の手や足を並べて写した写真を選ぶと、おしゃれな雰囲気が出ておすすめです。
2. 小物を使ってお揃いを演出する
帽子や靴といったお揃いの小物を身に着けた写真は、家族の一体感が演出できます。小物は干支にちなんだものを選び、家族全員で干支を表現するとよりお正月の特別感が出せます。
互いの顔を近づけて家族の集合写真を撮るときは、こぶし1つ分を目安に距離を空けると親密さが伝わります。
家族全員の顔にピントを合わせるには、並んだときに両親と赤ちゃんの鼻の位置が一直線に並ぶように撮影するのがポイントです。
屋外で写真撮影を行うときは、明るめの日陰を選んで撮影すると自然な表情が撮りやすいでしょう。
明るすぎる場所を選ぶと逆光で顔周りが暗くなったり、まぶしさに目を細めたりして表情が変化するので注意してください。
まとめ
今回は、年賀状での出産報告のルールや書き方について紹介しました。
出産という家族の一大イベントを報告する際も、あくまでも年賀状は新年の挨拶であること、そして本来の年賀状のルールと年賀状を送る相手への配慮を忘れないようにしましょう。
年賀状に添えるメッセージの例文も参考にしながら、子どもが生まれた喜びが伝わる素敵な年賀状を作成してみてください。
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よくあるご質問
出産報告を年賀状に載せるのはOKですか?
年賀状に出産報告を載せることはマナー違反ではありません。
ただし、親しい人や出産祝いをもらった人などには出産後1ヵ月以内に挨拶状やメールで報告をするのが一般的です。出産から時間が経ってから年賀状で初めて報告を行う場合は、「ご報告が遅れましたが」など一言を付け加えると丁寧です。
また、お相手の状況によっては出産報告をよく思われないこともありますので、そういった場合は配慮が必要になります。
年賀状に赤ちゃんの写真を入れるのはOKですか?
親戚や親しい友人には、赤ちゃんの写真を載せた年賀状が喜ばれます。どの写真を使うかはじっくりと検討し、納得のいく写真を選びましょう。
ただし、お相手の状況によっては赤ちゃんの写真を載せないほうがよいこともありますので、そういった場合は配慮が必要です。
こちらの記事内では、年賀状に沿える文章や手書きメッセージのポイント、メッセージの文例や赤ちゃんを撮影するポイントなどもご紹介しています。