年賀はがきの種類と値段|選び方や種類を間違えた際の対処法を解説

公開日:2021年11月18日
更新日:2023年10月2日

年賀状を送る際に用いる年賀はがきには複数の種類がありますが、それぞれどのような違いがあるのかご存じでしょうか?
インクジェット紙のはがきでも宛名面は普通紙と違いがなかったり、意外と知られていないことも多い年賀はがきについて、種類別の特徴や、年賀状の作成方法に合わせた年賀はがきの選び方をご紹介します。

年賀状には年賀はがきを使おう

年賀はがきとは、「年賀特別郵便」の専用はがきのことで、「お年玉付郵便はがき」とも呼ばれます。年賀はがきには、普通のはがきとは違い、宛名面に年度や西暦、「お年玉くじ」の番号が記載されています。

また、切手の部分には干支や風物詩、キャラクターなど、その年限定のイラストが書かれているものもあり、デザインもさまざまです。デザインだけではなく、年賀はがきの用紙にもいくつか種類があるため、種類別の特徴を把握し、作成方法に合わせた年賀はがきを選ぶようにしましょう。

年賀はがきの種類と値段

年賀はがきには、さまざまな種類がありますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。例えば、おなじみのキャラクターのデザインになっているものや干支のデザイン、写真を入れるデザインの年賀状があります。

また、年賀はがきの素材も普通紙、インクジェット紙、インクジェット写真用などがあります。ここでは、それぞれの年賀はがきの値段や特徴をご紹介していきます。

通常の年賀はがき(普通紙)63円

手書きをする場合や、レーザープリンターで印刷するのに適している、もっともポピュラーな年賀はがきです。
目の不自由な方が上下・表裏を区別できるよう、おもて面左下に半円のくぼみが入った「くぼみ入り」のはがきも同価格で販売されています。

無地(普通紙)63円

通常の年賀はがき(インクジェット紙)63円

インクジェット方式のプリンターでの印刷に適すよう、通信面(宛名を書かない面)のみに特殊なコートが施された年賀はがきです。
年賀状印刷サービスではがきと印画紙を貼り合わせて作られる年賀状等では、インクジェット方式でプリントされていなくてもこのはがきを使用することもあります。

無地 インクジェット紙 63円

通常の年賀はがき(インクジェット写真用)73円

染料系インクジェットプリンターでの印刷専用となっており、デジカメやスマホで撮影した写真の印刷に適しています。
光沢感が強く、インクジェットプリンターでの印刷時に写真を鮮やかに発色できるのが特徴です。

無地 インクジェット写真用 73円

寄付金付絵入り年賀はがき 68円 (63円+5円)

全国版と地方版があり、通信面は地域の風物などが描かれたデザインになっています。
1枚あたり5円の寄付金は、法律に定められた10の分野の事業を行う団体に配分され、社会の発展の貢献につなげられています。

年賀はがき 絵入り[寄付金付] 68円(63円+5円)

ディズニーインクジェット紙 63円

宛名面にディズニーキャラクターがデザインされた、インクジェット紙の年賀はがきです。
通常の年賀はがきと同価格で選ぶことができます。

【ディズニー】インクジェット紙 63円

年賀はがきの選び方

年賀はがきにはいろんな種類がありますが、選ぶときに迷うことはありませんか?
年賀はがきを選ぶ際のポイントは、「どんな方法で年賀状を作成するか」によって変わってきます。

手書きや、レーザープリンターで印刷したい場合は、普通紙を選ぶとよいでしょう。 インクジェット方式のプリンターで印刷したい場合は、特殊コートが施されたインクジェット紙の年賀はがきを選びましょう。
デジカメやスマホで撮影した写真を染料系インクジェットプリンターで印刷する場合は、インクジェット写真用がおすすめです。

ネットやアプリの年賀状印刷サービスではがきを選択できる場合は、お好みのデザインのはがきを選ぶとよいでしょう。
インクジェット紙のはがきを選んだ場合でも、宛名面には特殊コートは施されていませんので、普通紙のはがきと同様に使用することができます。

年賀はがきの種類を間違って購入した際の対処法

年賀はがきの種類は多いので、「インクジェット紙のはがきを買うつもりが、普通紙のはがきを買ってしまった…」など、間違えて購入してしまった場合は、手数料無料で他の年賀はがきと交換できます。

手数料無料で交換するためには、当年度発行の未使用の年賀はがきでなければなりません。
当年度発行の書き損じ年賀はがきについては、1枚あたり5円の手数料(2023年4月1日から、交換枚数が100枚以上の場合は1枚あたり10円)で年賀はがきと交換することができます。
前年度までの年賀はがきの場合は、年賀はがきと交換することはできません。同じ手数料で、普通切手等と交換可能です。

通常の郵便はがきは年賀状に使える?

通常の郵便はがきを年賀状に使用する場合の書き方

これまでにご紹介した専用の年賀はがきではなく、通常郵便はがきを年賀状として使用することもできます。

通常郵便はがきを年賀状として送る場合は、料額印(切手)部分の直下のような目立つ場所に、必ず赤文字で「年賀」と記載する必要があります。
この文字を記載していないと、年賀状として出したつもりであっても普通郵便として扱われ、元旦よりも前に配送されてしまうため注意しましょう。

年賀はがきはいつから販売?どこで買える?

年賀状の販売期間は、一般的に毎年11月1日頃から翌年の1月第2金曜日までです。通常の「お年玉付年賀はがき」に加えて「寄付金付絵入り年賀はがき(地方版及び全国版)」も同日から発売されます。

2023年度の年賀はがきは2022年11月1日(火)からの発売と発表されましたが、販売開始日や販売期間はその年によって異なります。9〜10月頃には日本郵政のHPで詳細が発表されるため、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

年賀はがきは、最寄りの郵便局のほか、コンビニやスーパー、家電量販店、金券ショップなどさまざまな場所で購入が可能です。また、郵便局の公式HPなど、通販サイトでも購入ができます。

コンビニやスーパーは買い物ついでに購入でき便利である反面、置いてある年賀状のデザインや枚数に限りがあります。人気のデザインのものや大量購入をしたい場合は、「郵便局」で購入するのが無難です。

しかし、平日お仕事をされている方の中にはなかなか郵便局に足を運べない方も多いでしょう。その場合は、土日・祝日・夜間に対応している「ゆうゆう窓口」で購入するのが便利です。

お年玉付年賀はがきとは

年賀はがきはお世話になった方への新年の挨拶としてだけではなく、他にも楽しい機能があります。それは、「お年玉の抽選」です。お年玉抽選は、年賀はがきの宛名面の右下にある6桁のくじ番号で行われます。毎年、楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

運が良ければ、現金やグルメギフトなど豪華賞品が当たるかもしれません。年の初めの運試し、神社でのおみくじと併せて、とてもお正月にふさわしいワクワクするイベントですね。

お年玉付き年賀はがきの当選番号の発表

お年玉付き年賀はがきの当選番号は毎年1月の第3日曜日の14時に発表されており、賞品は1等〜3等で、毎年さまざまな豪華賞品が用意されています。
2023年の抽選日は1月15日(日)で、賞品は以下のものとなっています。

1等:現金30万円または選べる電子マネーギフト「EJOICA(イージョイカ)セレクトギフト」31万円分または2022年発行特殊切手集&現金20万円
2等:ふるさと小包など
3等:お年玉切手シート(63円切手と84円切手のシール式切手シート)

現金やご当地もののギフトがもらえる「ふるさと小包」など、今年もワクワクするような賞品がたくさん用意されています。

当選した年賀はがきはいつまでに交換する?

賞品の引き換え期間は2023年1月16日(月)〜同年7月18日(火)までです。当選した年賀はがきのくじ番号を切り取らずに郵便局の窓口で手続きをします。賞品引き換えの際に、当選した年賀はがきと運転免許証や健康保険証など、本人確認ができる書類が必要となるため忘れずに持参しましょう。

また、代理での手続きも可能です。住所が同じである場合は、年賀状を受け取った本人と代理人の本人確認書類、住所が異なる場合は委任状があれば賞品を引き換えることができます。

お年玉付年賀はがきは、会社宛ての年賀状も対象となります。健康保険証など会社の関係者と分かる本人確認書類が必要です。運転免許証と名刺で対応してくれる場合もあるため、郵便局に確認してみましょう。

余った年賀状の中で当選した場合

余った年賀状や書き損じた年賀状の中で当選した場合でも、賞品と引き換えをすることは可能です。ただ、仮に当選しなかった場合の年賀はがきをどうしたら良いのか迷う人も多いでしょう。

余った年賀状や書き損じた年賀状は、手数料はかかりますが、郵便局へ持っていけば郵便はがきや切手などの商品と交換することができます。切手はゆうパックを利用し荷物を送る際にも使用することができるので、普段切手を使わない人でも便利でしょう。

切手や郵便はがきに交換する際の手数料は以下の通りです。

  • 郵便切手、郵便はがき:1枚につき5円
  • 往復はがき、郵便簡易:1枚につき10円
  • 特定封筒(レターパック、スマートレター):1枚につき42円
  • 10円未満の郵便切手や郵便はがき:合計金額の半分
  • 2023年4月1日から、1回あたりの交換請求枚数が100枚以上の場合は手数料が異なります。
    詳細は日本郵政のグループのサイト(郵便切手類の交換手数料の一部改定など)をご覧ください。

まとめ

お世話になった方々への年始のご挨拶は、作り方に合った年賀はがきを選んで素敵な年賀状を作りましょう!
しまうまプリントなら、パソコンやスマホから簡単に高品質な年賀状を作ることができます。
無料の宛名印刷サービスや、送料無料などお得なサービスで皆さまの年賀状作成をサポートいたします!

この記事を書いた人

しまうまプリント年賀状担当スタッフ

2010年に年賀状印刷サービスを開始以来、数多くのお客様に愛され、しまうまプリントの会員登録数は500万人を突破!年賀状に関するあらゆる情報をわかりやすくお届けします。

よくあるご質問

年賀はがきの種類にはどんなものがありますか?

・無地(普通紙・インクジェット用・インクジェット写真用)
・寄付金付絵入り年賀はがき
・ディズニーキャラクター用の年賀はがき
などがあります。

こちらの記事内で、それぞれの年賀はがきの特徴や選び方を解説しています。

年賀はがきのインクジェット用とはどんなものですか?

インクジェット方式のプリンターでの印刷に適すよう、通信面(宛名を書かない面)のみに特殊なコートが施された年賀はがきです。

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