更新日:2021年11月1日
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年賀状を送る際は、年賀はがきを用いるのが一般的です。年賀はがきには切手を貼る必要はありませんが、「年賀郵便切手」という切手が販売されています。この切手は年賀状を発送する際に使用する切手ですが、どのようなときに使用するのでしょうか。今回は年賀郵便切手を使用するケースと年賀はがきの特徴を紹介します。
年賀状を送る際は、年賀はがきを用いるのが一般的です。年賀はがきには切手を貼る必要はありませんが、「年賀郵便切手」という切手が販売されています。この切手は年賀状を発送する際に使用する切手ですが、どのようなときに使用するのでしょうか。今回は年賀郵便切手を使用するケースと年賀はがきの特徴を紹介します。
年賀郵便切手を貼る必要があるのは、私製はがきで年賀状を送るときです。
はがきには、
と大きく2つの種類があります。
いわゆる「年賀状(年賀はがき)」といわれているはがきは、郵便はがきを意味します。そのため、はがきだけ用意すれば切手を貼る必要はありません。
一方、私製はがきの場合は切手が貼られていないため、年賀郵便切手を貼って送る必要があります。
年賀郵便切手には、
という特徴があります。
年賀郵便切手のなかには、お年玉くじの番号がふられている寄附金付お年玉付年賀郵便切手があります。
寄附金付お年玉付年賀郵便切手は、くじ番号がふられているため、私製はがきで作成された年賀状であっても、お年玉宝くじに参加できます。
年賀郵便切手は毎年、翌年の干支をモチーフにしたデザインで発表されます。
2019年に発売された年賀郵便切手の場合、2020年の干支である子(ねずみ)がモチーフにされていました。郷土玩具画家、川崎巨泉による可愛らしいデザインが印象的です。
通常の年賀郵便切手、寄附金付お年玉付年賀郵便切手、それぞれ2種類の切手が用意されているため、全4種類のイラストが楽しめます。
私製はがきに年賀郵便切手を貼って、年賀状を出す際には注意が必要です。そのまま投函したとしても、年賀状としては扱われません。
元日に届けるためにも12月25日までに投函するというところだけでなく、私製はがきならではの注意点を把握しておきましょう。
私製はがきに年賀郵便切手を貼って「年賀状」として投函する場合、切手直下のような目立つ場所に、必ず朱筆(赤文字)で「年賀」と記載しましょう。
この文字を記載していないと、年賀状として出したつもりであっても、普通郵便として扱われ、元旦よりも前に配送されてしまいます。
私製はがきを年賀状として使用する場合は、サイズと重さを把握しておきましょう。これを見落とすと年賀状としては投函できません。
私製はがきを年賀状として出すなら、次のサイズにしましょう。
これを超えると、年賀状ではなく、第一郵便物として扱われるため、別途切手が必要です。
私製はがきのなかにはハート型のように、一般的なはがきとは異なる、オリジナリティあふれる形状のものがたくさんあります。
ただし、年賀状として送る際は、長方形のみが年賀状として扱われます。
私製はがきを発送するためには、はがき表面の上部中央などに、「郵便はがき」という文字を記載する必要があります。
「郵便はがき」の文字色は黒でも支障はありませんが、わかりやすさを考慮して赤文字で記載するほうがよいでしょう。
私製はがきはオリジナルの年賀状を作れるというメリットがある一方、
といった工程がかかるのに加えて、はがきのサイズにも規定があります。
そのため、郵便はがきを購入して使用するほうが、手間がかからないといえるでしょう。
年賀はがきは、年賀状として送るためのはがきです。切手が印刷されているうえに、「年賀」という文字も既に記載された状態で販売されています。また、年賀状を送られた側にとって嬉しいお年玉も付いています。
私製はがきを年賀状として送るよりも手間がかからないため、年賀はがきを使って年賀状を送るのが一般的です。
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年賀状に切手が必要なのはどんなときですか?
年賀郵便切手を貼る必要があるのは、私製はがきで年賀状を送る場合です。
いわゆる「年賀状(年賀はがき)」といわれているはがきは、郵便はがきを意味し、はがきだけ用意すれば切手を貼る必要はありません。
こちらの記事内では、書き損じはがきを切手に交換する方法などもご紹介しています。
切手を使って私製はがきで年賀状を送る場合の注意点はありますか?
切手直下のような目立つ場所に、必ず朱筆(赤文字)で「年賀」と記載しましょう。
この文字を記載していないと、年賀状として出したつもりであっても普通郵便として扱われ、元旦よりも前に配送されてしまいます。
他にも注意するポイントをこちらでご紹介しています。