年賀状の受付はいつから?年賀はがきの発売日やポストに投函できる期間まで解説
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年賀状を送るなら、やっぱり元旦に届くようにしたいですよね。
年末の忙しい時期を避けて早めに準備したからといって引受開始前に年賀状を投函すると、相手に年賀状が年内に届いてしまいますので注意が必要です。
今回は、年賀はがきの発売日や引受(受付)期間など、年賀状の準備にまつわるポイントをまとめました。「いつまでに年賀状を出せば元旦に届く?」「年賀状を出すのが遅くなってしまったけど、どうしよう…」など、年賀状の引受期間について迷いがある人はぜひ参考にしてください。
年賀状は毎年いつから販売される?
年賀はがきの発売日は、年賀状の準備を進めるために最初に知りたい情報です。曜日の関係で前倒しになる場合もありますが、郵便局では毎年、年賀はがきの販売を11月1日頃に開始します。
年賀はがきの1枚あたりの値段は種類によって異なり、無地は63円、無地のインクジェット写真用は73円、広告付は58円、寄付金付絵入り年賀はがきは68円で購入できます。
なお、日本郵政グループより2024年10月1日以降、郵便サービスの料金変更が発表されました。それに伴い、年賀はがきの料金も63円から85円に変更となる予定です。
年賀状は郵便局以外でも購入できる
平日は郵便局へ行く時間がないという方も多いでしょう。年賀はがきは郵便局以外にも、さまざまな場所で購入が可能です。曜日や時間を選ばず利用できるコンビニや、お買い物のついでに年賀状を購入できるスーパーの利用が便利です。金券ショップで数円安く購入できる場合もあります。
いずれも取り扱う種類や、購入できる枚数は店舗により異なるため、事前に確認をしておくと安心です。
購入する時間を省きたいという方には、ネット印刷が強い味方になります。年賀状の購入が不要で、デザインや宛名印刷までを一貫して注文できるのが魅力です。しまうまプリントは低価格で高品質な上、送料無料となっています。最短で翌日の発送が可能なため、忙しい方にもうってつけのサービスです。
年賀状の引受(受付)はいつから?
年賀状の引受(受付)期間は、例年12月15日からとなっています。
年賀状の引受開始前(12月14日以前)に差し出された年賀状は、通常の郵便物と同じ取り扱いになり、投函してから2~3日程度で相手に届いてしまいます。
年賀状の準備が早めに終わったからといって、引受開始前に年賀状を投函しないように気をつけましょう。
いつまでに投函すれば元旦に届く?
年賀状を元旦に配達するためには、12月25日までに差し出す必要があります。
年賀状を出すにはポスト投函するか郵便局への持ち込む方法がありますが、ポストに投函する場合は、12月25日の最終集荷時間までに出さないと翌日扱いになってしまいますので、ポストに記載されている最終集荷時間よりも前に出すようにしましょう。
12月26日以降に差し出された年賀状は、1月1日以降で順次配達されます。
そもそも年賀状はいつまで出せる?
新年のご挨拶をする年賀状は、1月1日から1月3日の「正月三が日」までに相手に届くのが理想です。しかし帰省などの理由で返事が遅れてしまったり、年賀状を送るのを忘れてしまったりすることもあります。このような場合、年賀状を送ってよいものか悩むことがあるかもしれません。
年賀状は遅くとも1月7日までに届くように投函しましょう。これには理由があり、1月1日から1月7日の「松の内」までがお正月とされているためです。松の内とは、門松などのお正月飾りを飾る期間を指します。松の内の終わりは地域で違いがあり、関東では1月7日、関西では1月15日です。
しかし一般的に、1月8日以降に相手に届く場合は、年賀状ではなく寒中見舞いを送るのが適切です。寒中見舞いは新年を祝う意味をもちませんので、年賀はがきは使用せずに一般はがきで作成するようにしましょう。寒中見舞いを送る期間は、1月8日から立春までとされています。
寒中見舞いは、喪中に年賀はがきを受け取った場合の返事としても送ることができます。
受付期間までに投函できなかった場合は寒中見舞いを送ろう
年賀状を送っていない人から届いた場合、返事をするのがマナーです。しかし、返事をする時期によっては年賀状の受付期間を過ぎてしまうこともあるでしょう。やむを得ない事情で返事が遅くなってしまう人もいるかもしれません。
そんな時は、寒中見舞いを送ると良いでしょう。一般的に、1月8日以降に相手に届く場合は、年賀状ではなく寒中見舞いを送るのが適切です。
ここでは、寒中見舞いを送る時期や寒中見舞いの書き方について紹介します。
寒中見舞いを送る時期
寒中見舞いを送る期間は、松の内が明けた日から立春までとされています。そのため、関東では1月7日以降、関西では1月15日以降に投函するようにしましょう。なお、立春までに届くよう、1月末までに投函するなど余裕をもって作成するのがおすすめです。
寒中見舞いの書き方
寒中見舞いは、お互いの近況を報告し合う季節の挨拶状としての意味合いを持ちますが、喪中に年賀はがきを受け取った場合の返事としても送ることができます。
寒中見舞いは新年を祝う意味を持たないため、年賀はがきは使用せずに一般はがきで作成します。特に決まった形式はありませんが、季節の挨拶に続いて、新年の挨拶が遅れてしまったことへのお詫びの気持ちを書くとよいでしょう。自分の近況や相手の体調を労う言葉を添えてもいいですね。
【番外編】年賀状はいつから始まった?年賀状の歴史
お正月の慣例である年賀状。年始の挨拶を交わす大切なツールですが、いつから始まり、どのようにして根付いたのかを知る人は少ないのではないでしょうか。そこで番外編として、意外と知らない年賀状の歴史をご紹介します。
年賀状はどのように始まったのか
年賀状の始まりは諸説あり、奈良時代もしくは平安時代に始まったとされています。いずれにしても年賀状の歴史はとても古いものです。現在のように、はがきを送り合う形になるのはまだまだ先のことですが、一部の人々の間で手紙による年始の挨拶が交わされていたことが、当時の手紙文例集に記録されています。
江戸時代に入ると、社会経済の発展に伴い、庶民の間でも読み書きが必須になります。また寺子屋が爆発的に増えたことで識字率が上昇しました。当時の配送手段である飛脚制度が発達したことも重なり、手紙を交わす風習が庶民にも浸透していったのです。
寺子屋で使用されていた教材に、多くの年賀状の例文が含まれていたことからも、この時点で年賀状が普及する条件が整ってきたことは間違いないとされています。
現在の年賀状の形は明治時代から
日本における郵便はがきの誕生は明治6年のことでした。官製はがきの発売をきっかけに年始の挨拶をはがきで送る人が増え、年賀状を送る習慣が急速に広まったのです。明治20年頃には、元日の郵便局に「1月1日」の消印を求めて年賀状が殺到するようになり、郵便局は多忙を極めます。
対応策に試行錯誤を重ねた結果、年末の一定間に出されたものを「1月1日」の消印で配達する「年賀郵便」の特別取扱が始まり、現在のような制度が確立しました。
明治33年頃には私製はがきを使用して、完成度の高い絵はがきが作られるようになりました。これを機に各地で年賀状の交換会が生まれたりするなど、年賀状はより身近なものとして浸透していったのです。
年賀状は事前準備をしっかりして余裕を持って出そう
年賀状をスムーズに作成するには、事前準備が重要なカギとなります。余裕のあるスケジュールを組むことで、送り忘れなどの確認をすることができます。ここでは宛名やデザインを効率よく作成するコツをご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
前もって送付先の住所録リストを準備しておく
年末が近づくにつれ、仕事納めや大掃除、お正月の準備などで忙しくなってしまいますよね。
年賀状作成に時間をかけるのが難しい方は、忙しくなる前の時期に年賀状を送る相手のリスト作成を済ませておくのがおすすめです。
ただ、前もって準備するとしても前年の年賀状を誰からいただいたか、喪中のはがきが届いていないかなどを紙に書き出したりExcelにまとめたりするのは大変ですよね。
しまうまプリントの無料宛名住所録サービスを利用すると、チェックボックスをクリックするだけで送受履歴を管理することができます。
宛名住所録 送受履歴について
https://nenga.n-pri.jp/address/explain/
年末に慌てないようにするために、12月中旬頃までにはリスト準備を済ませておくとよいでしょう。
年賀状のデザインを決める
年賀状を送る相手は、家族や友人、ビジネス関係などさまざまです。送る相手に不向きなデザインを選んでしまわないように、あらかじめ相手別の方向性を決めておくとよいでしょう。
例えば家族や友人など親しい間柄の方への年賀状は、近況報告を兼ねた写真のデザインにする、ビジネス関係や恩師などへの年賀状は、オーソドックスな干支をモチーフにしたデザインにするなど、目的に沿ったデザインをイメージしておきます。
一見時間や手間のかかる作業に思えますが、しまうまプリントでは簡単にオリジナルのデザインを作ることができます。
ビジネスに適したフォーマルなデザインや、近しい方向けに適した、写真とイラストを組み合わせたデザインのテンプレートなど、用途に合わせて選べるデザインが豊富に揃っています。
今まではデザイン毎の注文が必要でしたが、新しく追加された機能「複数デザイン同時注文」を利用することで注文が一度で済み、複数のデザインの年賀状がまとめて届くようになりました。是非活用してみてください。
宛名印刷や投函代行などの代行サービスを活用する
年賀状の準備を早めに終わらせるポイントとして、宛名印刷サービスや、代わりにポストに投函してくれる代行サービスを利用するのもよいでしょう。
パソコンやスマホで年賀状を作成できるサービスは増えており、しまうまプリントではさらに宛名印刷や投函まで、追加料金なしで依頼することができます。
投函代行サービスでは、年賀状の引受(受付)期間よりも前に注文したとしても引受(受付)期間になってから投函されますので、年賀状を出すタイミングを気にしなくてもよくなるのもうれしいポイントです。
宛名印刷のために登録した住所録情報は翌年以降も利用できるので、翌年以降の年賀状の準備も楽になりますね。
年賀状印刷の早割キャンペーンを活用して、お得に注文する
年賀状の作成を早めに終わらせるメリットとして、年賀状作成サービスの早期割引キャンペーンがあります。
しまうまプリントでは、「早割」として、早いタイミングで作成するとよりお得に注文することができます。
年賀状作りによる年末の慌ただしさから解放されるだけでなく、お財布にも優しいキャンペーンをぜひご活用ください。
しまうまプリントの年賀状印刷の価格について
まとめ
年賀状の引受(受付)期間や、引受(受付)期間中に投函するためのポイントをご紹介しました。
年賀状を引受期間前に投函してしまうと年賀状として扱われません。また、12月25日までに投函しないと元旦に届かなくなってしまうため、事前準備を行った上で作成を進めるとよいでしょう。
とはいえ、あまり早く準備しすぎるとポスト投函のタイミングを忘れてしまったり、忙しくて気づけば元旦までに届けられる投函日を過ぎていた…など、年末の慌ただしさの中での年賀状作成は大変なことも多く準備が滞ってしまうこともあるでしょう。
そんな時は、便利な年賀状印刷サービスにお任せするのもおすすめです。時間のかかる宛名書きやポスト投函までお任せにできるサービスを活用して、便利に高品質な年賀状を作成してみてはいかがでしょうか。
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よくあるご質問
年賀状の投函受付開始はいつからですか?
年賀状の引受(受付)期間は、例年12月15日からとなっています。
それよりも早く投函すると相手に年賀状が年内に届いてしまいますので注意が必要です。
こちらの記事内で、年賀状の引受(受付)期間について詳しくご説明しています。
年賀状の引受(受付)期間に投函するためにはどんなことに気をつけたらいいですか?
・前もって送付先の住所録リストを準備しておく
・宛名印刷や投函代行などの代行サービスを活用する
・年賀状印刷の早割キャンペーンを活用して、お得に注文する
といったポイントがあります。
忙しい時期を避けたり便利なサービスを活用して、賢く年賀状作成しましょう。